2013/12/14(土)ケアマネ試験

 またまた久しぶりの更新。
 10月、介護支援専門員の試験を受けた。4月から週に一度勉強会を開き、過去問をずっとやった。
 試験当日、妻は東京に遊びに行っており不在。ちょっと早いが島原駅始発の島鉄に乗ることにした。タクシーに迎えに来てもらい、島原駅へ。その日は一日千円乗り放題の日だった。その乗り放題切符を買い、気動車に乗る。諫早駅でJRに乗り換える。周りにちらほらケアマネ試験の参考書を開いている人がいる。おおお。みんなぎりぎりまで勉強している。私の試験会場は浦上が最寄り駅だったのでそこで降りた。すると参考書を開いていた何人かが降りた。そのうちの一人は外国人。ロシア系か、ま、ヨーロッパ系か。
 試験終了後、昼時だったので平和祈念像近くの中華レストランに行った。そこには久しぶりに行ったのだが、なんだか雰囲気が変わっている。改装している。以前はなかったカウンター席がある。一人客は以前は円卓で相席だったが今はカウンター席だった。まずビールと春巻きを頼む。するとウェイターから、春巻きは時間がかかるので先に別の菜を頼んだらどうか、との提案があったので棒々鶏を注文した。最初にビールが来た。乾いた喉を潤す。旨い。棒々鶏をつまみながらビールを飲む。旨い。しばらくして春巻きが来た。熱い。めちゃめちゃ熱い。でも旨い。最後に皿うどんを注文した。私にとって皿うどんは太麺に限る。結局3杯のビールを飲んでいた。全部で3000円。かなり豪華なランチになった。
 帰ったら、解答速報が出ていたので早速答え合わせをしてみた。悲惨な結果だった。特に痛感したのが、英語と日本語の文構成の違い。英語だと動詞が主語の次に来るので、その動詞を否定する場合は否定を表す言葉が当然動詞の近辺に来る。つまり前。日本語は動詞が文尾に来る。よって否定を表す動詞は後に来る。要は最後まで文を読まずに、勝手に文を判断して解答している。よって反対の解答を選択しているのだ。算数のできない小学生の大半は国語力の不足に原因があるらしい。数式は理解できるが、問題文から数式を引き出す能力が不足しているとのこと。私は国語力が低いのかもしれない。低いから最後まで読まずに勝手な判断をしているのかも。「そら、そら、あおいそら」から始めるか。

2013/8/14(水)福岡

 先日、レ・ミゼラブルを見に福岡に行った。面白かった。私はミュージカルが嫌いで、初めて生で見たとき全く面白くなかった。ちょっと前に映画版で予習したのだが、これもまったく面白くない。どうしようかと思った。が、こんなに面白いとは。いやぁ、面白かった。
 実はこの日、当院、休日当番医だったのだが、チケットを取るときわかっていなかった。チケットを取る際に、有名どころが出てくる日を選択したらこの日。同じ役を何人もの人が演じるので、日によってキャストが違う。この日は森公美子、知念里奈そしてなんと言っても加藤清史郎くんが登場。その後7月終わりごろ、休日当番医だと判明。事情を話すと院長は快くOKをくれた。ありがたいこと。
 当日、朝一の高速船に乗る。いつもだと大牟田から天神に行くのだがこの日はJRで博多駅に移動。時間はあまり変わらないがJRが250円高い。博多駅近くのうどん屋で腹ごしらえをすることにする。改札を出て、そのうどん屋に向かうと、全く同じ服装をした女性二人組が横を通りすぎる。年齢一桁の姉妹とかならわかるが、10代後半の顔の全く違う二人。姉妹ではなかろう。ロリとまでは行かないがちょっとロリっぽい感じの服だった。しばらく歩き、店のあるビルに着いた。なんと、そこにも先程とは違う全く同じ服装をした女性二人組がいた。ビルの中にももう一組。おおお。さすが、福岡。店に入り、私がビールとぶっかけうどんとミニ天丼のセット、嫁がえびおろしを注文。なかなか旨い。しかし冷たいうどんなので麺が固かった。ちょっと殘念。
 地下鉄で中州川端まで移動し、博多座へ。入り口に満員御礼の立て札。11時開場で中に入り早速パンフレットを購入。2000円。かなり分厚い。
 中にはいる。席は前から5列目のかなり右(舞台に向かって)の方。15000円の席。かなり高い。舞台前にオーケストラピットがある。中を覗くとティンパニ、いくつものタムタム、何枚ものシンバルそしてシロフォンとマリンバの並ぶパーカッション席。そこからだと指揮者が見えないので専用モニターがあった。その横がラッパと弦、鍵盤のブース。そうこうしているうちにブザーが鳴り、始まった。面白い。面白いのだが転回が早すぎる。予習しておいて良かった。たぶん予習していなかったら、何が何かわからなくてつまらないものになっていただろう。
 休憩にはいる。喫茶店にはいりビールを飲む。すると前に座っている、おねーさんの服のファスナーが全開。男が伝えるわけにはいかないので、嫁に言って伝えてもらう。しかし家からあのまま来たのだろうか。
 後半も見て帰途につく。せっかくなので、福岡で晩御飯でも食べてからゆっくり帰ろうと思い、先に博多駅に行き帰りの列車の準備をすると、なんと指定がほぼすべて満席。あー、お盆だ。帰省だ。仕方ないので早く帰ることにした。殘念。
 また、レ・ミゼラブルのビデオを借りて復習しないと。

2013/5/27(月)福岡

 またまた前回からえらい間が空いてしまった。妻が今度の土日どっか都会に行きたいと言った。ま、福岡か熊本かと話をしていたら、25、26日にホークスが神宮で2連戦を行うことが判明したので、東京に行こうかとなった。調べたのは金曜日。早割はない。長崎−東京は大手で往復6万円。準大手の神戸経由で4万円。高すぎるのであきらめた。持っているバイオリンの弦が切れていたのだが、交換の仕方がわからないのでそれを教えてもらうこともあったので福岡に行くことにした。私が夕食の場所。妻が宿を探すことになった。食事は以前、熊本で食べた鉄板焼きが旨かったので、福岡でも行こうということで、予約した。19:00でお願いしたかったが、18:00か21:00と言われたので18時にした。宿は、いつも取るところが満室で空いてなかったとのこと。ほかもいろいろ調べたがなかなか空いてない。やっと1部屋見つけた。セミダブルで1.8万円。ちょっと高い。けど仕方ない。
 土曜日の朝、テレビを見ているとクレージーケンバンドの横山剣が出ていた。その時「曲を作るとき頭の中で音が鳴る。ギターやらボーカルやらバイオリンやら」と話していた。おおお。バイオリンを忘れるところだった。
 昼で仕事を上がり、15時の船で福岡に向かった。天神到着が17:30。18:00には余裕があったので店までぶらぶら歩いた。天神もだいぶ様変わりしている。
 目的地に着き、店に入る。カウンター席に座った。6時少し前だったので、他に客はいない。先に注文内容は伝えてあったので、それの確認をする。今回は鮑とステーキのセット。ステーキはロース100gとフィレ150gをそれぞれ注文した。前菜と言うことで、軽く炙ったマグロに、カリフラワーのムース。もし説明がなかったら、ムースはチーズと間違えていたであろう。そこから焼係の人が出てきた。まずはガーリックオイルを作る。ニンニクを揚げるようにしなが作っていく。まず野菜を焼く。旨い。特に椎茸が旨い。このとき、ブランデーを使ったフランベをしたのだが、野菜に直接かけること無く、火がついた液体も火が消えたら野菜につけることなく捨てていた。???それから鮑。旨い。普段、妻はツノを食べないが、旨かったようでぺろりと食べていた。ちょっと前に地元で殻付き鮑を焼いて食べたが、焼きすぎてしまって焦げつき苦くなってしまった。やはり鮑はちょろっと火が通るくらいが良い。それから肉。レアを頼んだのだが、ロースはまだ中がちょっと冷たかった。でも旨かった。つぎにフィレを焼く。フィレは2枚に分かれていて、こちらの食べるペースに合わせて焼いてくれていた。さすが。このときもフランベがあったのだが、肉には何の影響もなく…。最後にご飯をどうするかを聞かれた。追加料金で白ご飯をガーリックライスかチャーハンにできるとのことだったのでそれぞれを注文した。ご飯もおいしくいただいた。が、ご飯に関して言えば、熊本ではピラフが出たのだが、熊本の方が旨かった。
 食事がおわると、ホテルに向かう。場所は中州の方。おなかも一杯なので、またもやてれてれ歩いていく。目指すホテルが見つかった。こんなところにホテルがあったのか…。中に入り、チェックインする。「ダブルがツインの部屋ってないですよね?」一応確認してみる。「はい。本日は満室となっております」仕方ない。鍵を受け取り、部屋に入る。狭い!おおお。これは狭い。部屋がベッドの1.5倍幅程しかない。ベッドもセミダブルなので狭い。妻と協議の結果、私が下で寝ることにした。私は、なぜ就寝中にベッドを降りる癖がある。妻が何度か目撃しているそうだが、落ちているのではなく、明らかな自己意志によって降りているとのこと。仕方ない。
 ホテルを出てちょっと歩けば、繁華街。交差点では9時を過ぎていると言うのに、居酒屋の客引きをしている。「二次会、三次会の居酒屋はいかがっすかぁ」大変だなぁ。バーを探すとハイボールバーと言うのがあった。中に入りカウンターに座る。中州ハイボールと言うのを注文する。これは既製品らしく、ビアサーバーみたいなのからグラスに注ぐ。これが旨い。{
 福岡のラーメンを久しぶりに食べたくなり、近くのラーメン屋に入る。ラーメンを注文し、出てきたラーメンを見ると麺が細いので驚く。以前はこれが普通でなんて言うことはなかったが、しばらく離れると驚く。大学時代に鹿児島出身の学友が初めて博多ラーメンを食べたとき「なんや、これ、そうめんやないか?」と言ったのを思い出す。
 翌日、10時に私は楽器店、嫁は百貨店に向かう。途中、北海道物産展を市役所そばの広場でやっていた。すでに行列ができている。で、予定枚数終了とのこと。なんの行列か聞いてみると蟹汁を無料で振る舞う列、とのこと。へぇ。それからしばらく歩くと今度は市役所のすぐそばで、八女の物産展をやっていた。
 楽器屋に行き、バイオリン弦を見ていると、おねーさんが近寄って来て「弦ですか?」と聞いてきたので、交換の指導もお願いしたいと伝えた。まずセットの説明を受ける。細い線は鉄弦、それ以外はナイロン弦が良いでしょう、とのこと。細い線はナイロン弦だとちょっと高いし、鉄弦は190円とのことだったので、そのセットでお願いすることにした。まず切れている弦を交換してもらう。ペグに弦を通し、5mmくらい出す。内側に一巻し、それからペグ側に巻いていく。二巻したところで、ボールエンドをブリッジに固定する。そしてゆっくり巻いていく。ほうほう。なるほど。なんだか、おねーさんの良い匂いがしてくる。一通り習った後、もう1セット、計2セットを買って支払をした。なんと、9000円。ギターだと6弦1セットで500〜600円くらい。まぁ、そんなに安くはないだろうと思っていたが…。ナイロンの3本が大体1300円〜1700円くらい。鉄弦だけ異様に安くて190円。うー。
 親父たちと待ち合わせているところに行った。前回一緒に行った時、博多駅の居酒屋に行ったのだがそこは完全に居酒屋モードだったので、そう言うところは遠慮したいと伝えた。で、どこがいいかと聞くと、「回転寿司屋」とのこと。それなら市役所向こうの広場でやっていた北海道物産展に行こうと言うと、親父はしぶしぶついてきた。道中、親父はずっと「どこどこに立ち食い寿司屋ができた」だの「あそこの寿司屋に行ったが旨かった」だのとずっと言っていたので、行き先を寿司屋に変更した。あー、親父。
 帰る間際、天神のバス停で女の子が並んでいる。なんの列かを聞いてみると、「東方神起」のコンサートに行くためのバスに並んでいるとのこと。あー、それで宿がなかったのね。なふほど。

2013/3/20(水)WBC

 前回からえらい間が空いてしまった。先日、WBCが終わった。ドミニカ共和国の完全優勝。1度も負けずに優勝した。日本チームは、準決勝でプエルトリコに負けて、3連覇ができなかった。しかし、負けたら大変だなぁ。言われ放題、書かれ放題。まずは、選手が休日返上で練習しているのに監督は映画を見ていた!これは良いんじゃないのかなぁ。練習はコーチに任せておいて。で、次に、なんであんなところで中途半端な重盗サインを出すのか!1死1、2塁で、打者は4番。普通なら打者に任せるべきだ!これもどうなんだろう?詳細は当然わからないが、良いんじゃないのか。普通じゃないから「策」なのではなかろうか?ダイエーホークス初優勝の年、当時の王監督がある試合の采配を批判された。そのとき王監督は「おれは勝たねばならない。評論家は勝たなくても良い。だからおれの決めた策が最良の手なんだ。ただ結果的に失敗しただけ」と言っていた。その通りかなぁと思う。急造チームであるし、またその時のそれぞれの状況があるし。最後に杉内投手の不倫問題。キャンプ中によその女性を連れてきて、イチャつくなんて規律が乱れとる!と言うこと。ちょっとこれは問題かもしてない。新垣投手との義兄弟関係は解消してしまうのだろうか?
 この前、東急東横線渋谷駅が地上から地下に移るということを、情報番組で延々とやっていた。なんたら線への乗り換えは短くなったが、なんたら線への乗り換えは3倍以上かかるようになった、なんてことだった。おそらく日本の全人口のおよそ1割以下の人しか影響ないのに。なんだかなぁ…。そう言えばだいぶ前だが、近鉄と阪神が相互乗り入れを開始して奈良〜神戸が早くなった、というニュースがあったがほとんど報じられていないような記憶がある。その後、大阪に行ったときに、阪神電車に並んで近鉄電車があったときは感慨深いものがあった。

2013/2/7(火)釜山

 2月1日から2泊3日で釜山に旅行してきた。今年度4回目だ。去年の3回目に行った後、義母から「私も釜山に行きたい。コーディネートしてくれ」と言われた。「え?また?」と思ったが、「ぜひ行きたい」と言われたの妻に相談した。以前、釜山に行きたいかを聞いたところ「行きたくない」と答えていたが、「しゃーない。行こか」との事だったので計画することにした。義母の友達も一緒の計4人で行くことになった。

 まず飛行機の予約。エアプサンと云うLCCがある。大韓航空などより割安。福岡−釜山は朝夕にそれぞれ1便ずつある。朝行って、朝帰るのがさらに安いのだが最大限時間を使いたいので朝行って夕方帰る便を選択した。約25,000円。するとなんと、2日後にエアプサンからダイレクトメールが来た。「明日からバーゲンセールをします」とのこと。同じく見合せが、約15,000円。しかも同じ日程で4人分確保できた。キャンセルして取り直そうと思ったが、キャンセル料が高い。うーやられた。

 義母に話を聞いたところ「カジノに行きたい」とのことだったので、カジノのあるホテルを考えた。釜山には2カ所、西面と海雲台にカジノがある。大体の説明をして、どっちが良いか尋ねたところ「海のそばより街中が良い」とのことだったので、西面のロッテホテルにした。部屋もせっかくだからとちょっと良い部屋、デラックスツインにした。部屋代だけで20,000円、周りの安いホテルだと5,000円くらい。なので4倍の部屋だ。ま、ね。

 出発は朝の6時。義母の友達を迎えに行って一路福岡へ。約3時間の行程。まずは全員のパスポートを確認する。皆、持っている。あ、携帯電話を忘れた。妻から「あほちゃう?」途中1度のトイレ休憩を取った。大がしたかったのでブースに入り、便座に座る。当然冷たいのを覚悟した。が、暖かい。ウォシュレットもついている。日本ってすごいなぁ…。福岡空港についたのは9時ちょっと過ぎ。カウンターが開くのが出発の2時間前。出発が11:40なので9:40だ。9:30くらいになるとカウンターが準備を始めだした。荷物検査の列に並ぶ。順番が来ると検査員から「大韓航空ですか?」と聞かれた。「エアプサンです」と答えると「エアプサンはあちらです」とのこと。別の列に並ばなければいけなかったようだ。仕方なく並び直して、チェックインする。チェックイン後は、4階のレストランで時間潰し。私はビールとソーセージのセット。妻はビールと小エビフライのセット。義母の友達はトースト。義母はなんとカレーライス。おおお。さすが。

 1時間前になり、一連の手続きを済ませて、ゲート前に行く。しばらくするとアナウンスが流れた。「エアプサン、KB141便は釜山空港、悪天候のため出発時間が変更になる可能性があります。出発時間が確定次第、アナウンスします」とのこと。えええ!隣のゲートの大韓航空は10:30発が12:30発に変更になっていた。マジかよ〜。すると「エアプサンKB141便はただいまより搭乗手続を開始いたします」おおお。予定通りか。中に入り席に着く。そして離陸。福岡から釜山まで約30分。そろそろ着陸とのアナウンスが流れ、飛行機が次第に下降していく。揺れた。相当揺れた。今度は加速して上昇する。着陸をあきらめたようだ。しばらくして再度着陸を試みる。この時も揺れた。が、無事着陸。飛行機を降りて、入国の手続をする。時間は13:00ちょい過ぎ。当初の予定では釜山空港内で昼食だったが、いろいろな人のアドバイスもあり市内へ変更した。

 空港から市内へはタクシーを予定していた。すると空港を出た瞬間「ワゴンタクシー出すよ。どこのホテル?何人?じゃ30,000W」としつこい勧誘が来た。それを振りほどきタクシー乗り場に行こうとすると「タクシーはストライキをしています。移動は他の交通手段をお使いください」と横断幕があった。なるほど、このせいか…。それでは、リムジンバスに乗ろうと云うことになり、バス乗り場に行った。するとタイミングよくバスが来た。1人6,000W。席は2−1の配列で非常にゆったりしている。タクシーだと後ろが3人ぎちぎちなのでちょっときつい。バスでよかった。

 30分ちょっとして西面のロッテホテルに到着。バスを降りて回転扉を通るときれいなおねーさんが「アンニョンハシムニカ?」おおお。3カ月ぶりの韓国・釜山。「チェックイン?」と聞かれて「はい」と答えたら「荷物はここに置いて、向こうへ」とジェスチャーしてきた。フロントにいくと、おじさまが対応してくれた。非常に物腰が柔らかい。日本語も問題ない。素敵だ。部屋はなんと39階。

 エレベータに向かうと、「荷物は後で持っていくので、先に部屋に行っていてくれ」と云う。エレベータで上り部屋に入った。広い。うーん素敵だ。窓際に行きカーテンを開ける。さすが39階。軽い目眩を起こす。すると義母たちが部屋に来た。聞くと、まだ掃除中で後30分はかかるとのこと。なので荷物が来たら、ここに置いて先に昼ご飯に行こうとなった。5分ほどして荷物が来た。さっきのきれいなおねーさんだ。どうも彼女は日本語ができないようだ。なので英語で会話する。落ち着いてしゃべればなんてことはない会話だが、ちょっと緊張してしまいとんちんかんな英語をしゃべっていた。

 昼御飯を食べに外に出る。ホテルの近所にはいろいろな店がる。その中の一つにはいり、サムゲタン4つとチジミ、テンジャンチゲを注文した。サムゲタンとは内臓を抜いた鶏一羽にもち米、ナツメ、朝鮮人参などを詰めて煮込んだもの。韓国でこういった汁物を食べると大概味がついていない。塩やキムチ、アミなどを入れて自分で味をつける。まずチジミが出てきた。チジミはなぜか「チヅミ」と書いてあった。よそでは「干ヅミ」とかいてあるところもあった。このチジミがうまい。サムゲタンもうまい。テンジャンチゲは強く炊いた味噌汁で、日本と違いグツグツと煮えた状態で来る。蟹足が入っている。これも旨い。食事が終わった後はカジノに行った。今回の最大の目的だ。私はカジノには全く興味がないので、入り口での受け付けと中のルーレットのやり方だけを教えた。

 夜の食事は、焼肉にした。サムギョプサルの店にいくつもりだったが、妻が「牛も食べたい」と云うので牛焼肉の店に行った。座って、ヤンニョンカルビや豚などを頼んだ。ヤンニョンとは薬味という意味らしい。要は味付けと云うこと。他には味のついていない「生カルビ」というのもある。後はビールとマッコルリ、焼酎を飲んだ。食事の後、義母と友達はカジノに行った。好きだなぁ…。我々は辺りを見てまわった。

 二日目の朝は、鮑粥を食べに行った。鮑粥は以前食べたことがあるので私はシジミ汁を注文した。シジミ汁がうまい。その後、南浦洞・チャガルチに地下鉄で移動した。西面の駅から10駅ほど先になる。ホテルを出てすぐに地下に降りる階段がある。そこを降りて駅に向かう。途中商店街があった。化粧品屋や携帯電話関係の店、食料品店などがあった。その中の化粧品屋。外に出してある看板に日本語で客寄せ文句が書いてあった。そこにあったのが「スイヴンを補給します」怪しい日本語が多すぎる。「からオケ」「干ヅミ」「チャガ儿チ」などなど。極めつけはロッテ百貨店の地下の食料品街にあった「しょうーず饅頭」。周りを見てみると「あんまん」が飾ってあった。あー、「小豆饅頭」ね。

 外国の券売機は先に行き先や金額を押してからお金を入れるタイプが多いらしい。台北もそうだった。釜山も同じ。先に行き先を押してからお金を入れる。券売機は日本語が使えるので便利だ。「日本語」ボタンを押し、「チャガルチ」ボタンを押す。すると1,200ウォンと出た。約96円。安い。韓国は交通費と酒代は安い。

 乗り場を探す。目の前にあるのは2号線の改札。チャガルチに行くには1号線に乗らなければならない。1号線の改札がわからない。すると「日本語案内」と言うブースがあり、おじさまが2人座っていた。そこで尋ねると、「1号線はそこの階段を昇りなさい。そして左に曲がりなさい」おおお。さすが。

 チャガルチの駅を降りて、まずはチャガルチ市場に向かう。狭いところに魚屋がひしめき合っている。食堂もある。「旨いかにがあるから寄っていけ」と言っている。なぜか、我々はすぐに日本人とわかるようだ。太刀魚が多い。タラも結構ある。水産センターに寄った。大量に鮑がある。旨そうだ。そこから少し歩いて、国際市場へ行く。国際市場の真ん中の通りを歩いた。そこは電気屋ばかり。おかしい。一本東側に移動すると、衣類の店が並んでいた。逆側には食料品の店がたくさんあった。肉屋があったのでのぞいてみると、鶏一羽丸々売っていた。約800円。安い。その横には、豚の背骨らしきものも売っていた。さすが。

 昼時になり、歩いて移動。ミルミョンを食べに行く。妻が今回一番食べたいと思っていたもの。ミルミョンとは韓国冷麺の麺が小麦の麺になったもの。釜山では冷麺よりミルミョンのほうが有名らしい。私は大好きだ。店は狭く、ごった返している。私たちは8人がけのテーブルの奥に座った。ミルミョンを4つ頼む。すると義母が「あれは何ね?」と聞いてきた。隣の隣のテーブルで食べていたものだ。見ると餃子らしきもの。店員を呼び止め、指さして「あれを一つくれ」と言ったら、「マントゥ」と言っていた。するとすぐに隣のテーブルにカップルが座った。こちらは荷物が多かったのでちょっとはみ出ていたのでごそごそしていたら「どうぞかまいませんよ」と言う素振りでずれてくれる。そうこうしているうちにミルミョンが来た。また義母が「あれは何ね?」と聞いてきた。見るとピビン麺だった。「いわゆる汁なしそばです」と答えた。私は好きなのでおいしくいただいたが、妻はそうでもなかったらしい。期待が高すぎたのだろう。マントゥもおいしかった。我々が食べ終わるのと同時に、横のカップルも食べ終わったのでタイミングよく出ることができた。私が金を払って出ると、隣に座っていたカップルの男性の方が、妻たちにスマホを見せている。そして妻が「カムサハムニダ」と言っている。どうしたのかを尋ねると、男性がスマホの翻訳ソフトを使って「どうぞ良い旅を」と示したらしい。そう言うところが韓国人男性のもてるところなのだろう。

 ミルミョンを食べた後、どうしても鮑が気になり再度チャガルチに向かい、食べることにした。沖縄の牧志公設市場みたいに1階がいろいろな魚屋、2階が食堂になっている。後で気がついたのだが上にはレストランもあったようだ。1階の魚屋で買って2階で調理みたいな感じなのだろうか?システムがよく分からないので直接2階に行って鮑を食べた。旨かった。その後、タクシーでホテルまで帰ったのだが、釜山の車はみんな飛ばす。以前聞いた話だが、夜にタクシーに乗ったら100km/hくらいで走るそうだ。なので乗ったタクシーも飛ばす。ホテルまで、10,000ウォン。大体800円くらい。日本だったら2,000円くらいの距離だろうか。

 夜は、前日食べた焼き肉屋のサムギョプサルが薄かったので、最初に行こうとしたサムギョプサル屋に行くことにした。中に入ると8割方埋まっている。席に案内され、メニューをもらった。我々が店に入ったときの合い言葉「メクチュハナチュセヨ(ビール1つ下さい)」でまずビールをもらう。肉はサムギョプサルだけ。しかも重さで注文。40代二人と70代二人のグループだが、1kg(4人前)とご飯を注文した。お決まりの付け合わせおかずが出てくる。それをつまみながらビールを飲んで肉を待つ。しばらくすると来た。塊が3つ。すでに茶色い。表で炙ってから持ってきているようだ。それをはさみで、皮、肉、骨に切り分ける。今度は皮と肉を一口大に切り分ける。切るのはもちろん、はさみ。中はまだ赤い。これが茶色くなったら食べて良いとのこと。まず皮から食べる。旨い。コリコリして旨い。次に肉。旨い。今度は肉を葉っぱにくるんで食べる。旨い。多いかと思っていたが、ぺろっと平らげてしまった。なので500g追加。これも平らげた。ビール2本とマッコルリ2本、豚肉1.5kgで計105,000ウォン。約8,000円。これは安い。

 三日目の朝は、ホテルからちょっと歩いて、テジクッパ通りに行き、テジクッパを食べることにした。テジクッパの店が何軒か並んでいる。そのうちの一軒に入る。テジクッパ2つと、湯がき豚定食1つを注文した。ちょっと食べ過ぎなので減らした。テジクッパとは豚のはいった汁ご飯のこと。やはり味はついていない。塩やキムチで味をつける。湯がき豚は店の人が生のニンニクと一緒に葉っぱで巻いて食べろと言う。旨かった。

 チェックアウトして、コンシェルジュに荷物を預けて自由行動にした。集合時間は義母たちはカジノに向かった。我々は朝御飯を食べたテジクッパ通りに向かった。通りを歩くとカルグクス屋があったのではいった。カルグクスとは、韓国のうどん。これも旨い。ただ、おろしニンニクがたっぷり入っていた。

 昼御飯を食べた後、妻がホットックを食べたいと言った。ホットックはもちっとした揚げパンみたいなもので、中に黒砂糖の蜜が入っている。西面にもあるようだが店が見つからない。二日目に行った、南浦洞に屋台があったので行くことにした。着くとすごい人出。昨日の倍はいる。目的のホットック屋台はすごい並んでいる。もう1軒下にありそちらの方が少なかったのでそちらにならんだ。揚げたホットックを切れ目を入れナッツを入れる。旨い。食べにきてよかった。
 

2013/1/7(月)タカラヅカ

 昨日、福岡の博多座でタカラヅカを観た。すごい。そして楽しかった。
 朝11時からの公演だったので、土曜日の仕事が終わってから福岡に向かった。ホテルに荷物を置き、用事を済ませて食事に向かう。最初タイ料理の店に行ったが満杯。次にイタリアンの店があったのでそこにはいった。表に生パスタの店と書いてあり、パスタを食べてみたが旨かった。料理全般旨かったし、ワインが安くて旨かった。
 翌朝、天神のコインロッカーに不要な荷物を置き、朝御飯に向かった。サンドイッチチェーンの店にはいった。初めて中に入った。結構旨い。
 天神から川端にある博多座まで歩いて向かった。徒歩で15分強くらいの距離。荘遠くない。途中博多座に向かう人らしきが何組かいた。
 博多座に着いた。正面の階段を上がり中に入る。今回がお初だ。中に今回の出演者のファンクラブのプラカードを持った人が居た。名前を見てもわからない。現役の人は全く知らない。
 改札を通り、劇場の中に入る。階段で上に登る。すると驚いた。中にたくさんの店やブースがある。レストランや弁当など食事を売るブースそして土産物屋などなど多数。ショウ関連のブースでパンフレットを購入。1部千円。中を見るとこれが充実している。キャストや写真は当然のこと、場面ごとに解説と出演者の名前が載っていた。外タレのパンフだと写真数枚と公演スケジュールだけで二千円とかあるのに。 更に階段を上ると、軽食コーナー、土産物屋、化粧品屋や服・アクセサリー屋まであった。
 席は2階I列。2階席の一番後ろ。顔はよく見えないが、全体を見渡せるので非常に見やすかった。埋まり具合は90%程か。私の周りは結構空いていた。観たのは「銀河英雄伝説」と言うミュージカル。内容は銀河帝国と自由惑星連合が戦争状態にあり、それぞれ内憂外患をかかえているというもの。歌や踊りが繰り広げられる。舞台の転換の早さがまたすごい。回転したりせりが上下したり。次の準備のためかセリが下がっていてその周りを踊っている。市川染五郎が奈落に落ちた件があったので、怖かった。が、やはりプロ。きちんと対処している。でも一つだけハプニングがあった。基本的に階段のセットがメインでそれが左右と真ん中の3つに別れている。それがくっついたり離れたりして舞台を作るのだが、途中それが充分にくっついていなかったため、割れ目に足を取られて倒れた出演者がいた。でもそれがあまりにも優雅に倒れたように見えたため、最初は演出かと思った。その後のフィナーレではラインダンスがあった。この迫力と華やかさが共存した世界はとても見応えがあった。すばらしい。

2013/1/4(金)安納芋

 今日が仕事初めである。今年一年、入居者、利用者、スタッフ全員が健康かつ無事に過ごせるよう切に願う。
 さて、昨年末の30日、今年最後のゴルフに行った。相変わらずのスコアの悪さだった。しかし、段々とゴルフの形になってきたように思う。アプローチがグリーンに乗る回数が多くなってきたし、パットも大きく外れることが少なくなってきた。が、それよりも何よりも天候が悪かった。風邪が強い。とにかく寒い。手がしびれる。ティーに上手くボールが乗らない。前日だと割と温かかったのに。ゴルフが終わった後に反省会を開いた。最初予定していた居酒屋が満杯とのことで、急遽違う店になった。そこで杯を重ねながら話をしていたら、隣にうちの女性職員が坐った。しかも男と一緒。隣とは視界が60%ほど遮られた衝立があるだけ。職員は私に気付いていない。話があまり弾んでいない。が、これは彼氏だと直感した。話があまり弾んでいないのも、彼とは遠距離で、年末帰省で久しぶりに会ったんだろうなぁって思った。なんだかどきどきした。野暮なことはするまい、これは無視しておく他はない、しかしトイレに行きたい、行くと絶対にバレる。などと考えていたら、あっと言う間に気付かれてしまった。ま、しゃーない。と、すぐに人が集まってきた。友達同士で飲むことになり先に来ていただけのようだ。なんだ、つまらない。あのドキドキの時間を返してほしい。
 翌日は夜から、近所のお城で鐘撞きの写真を撮るためにお城に行った。今回は年越しそばを配っていた。寒い。寒すぎる。時間になり写真を撮り終えるとそそくさと帰った。
 元日、義父母に新年の挨拶をし、入居者や入院患者のみなさんにお屠蘇を配りに行った。お屠蘇は今年も外来の患者さんが作ってくれた。配りに行くと本当に喜んでもらえるので嬉しい。
 元日の夕方から、実父母と愚弟2号夫妻、3号が来た。料理にカニチリ、ステーキなどを準備していたが、結局付き合いで買ったお節料理で済んでしまった。大量に余った食材は一部は愚弟2号夫妻にあげたが、まだ残っている。これを処理せねば。今年の目標は体重5kg減及び健診2つなのだが、大丈夫だろうか。
 安納芋の焼き芋、冷えてもおいしい。ホクホクではなくクリーミーなのがいい。