2012/12/15(土)さばの燻製

 今年もあとわずかになった。早いものだ。ついこの前「暑いなぁ」と言っていたのに。今秋はセブンに乗る機会があまりなかったように思う。この前見ると車の下から緑がかった色の液がもれていた。オイルかと思ったが、ラジエーター液だった。ちょっと安心。交換を依頼している。
 私の好きなドラマに「孤独のグルメ」というのがある。おっさんが一人でごはんを食べるだけのドラマだ。昨日、妻が彼女の属する会合の忘年会があったので一人でそのドラマを見ながら食事をしていた。最近、ペニオクの記事が増えた。その中に「松金ようこ」の文字を見た。久々に見た名前だった。その話を妻にすると「誰?松金よね子なら知ってるけど」とのことだった。するとそのドラマに「松金よね子」が出ていた。おおお。そして、愚弟2号が「さばの燻製」を送って来てくれた。それを昨日受け取った。ちょっと前に届いていたのを職員が忘れていたらしい。するとそのドラマの食事に「さばの燻製」が出てきた。おおお。辻占ではないがなんかちょっと嬉しい。すぐに食べる準備をした。普段は幽霊なんか信じない、などとエラそうに言っているが、釣銭箱を数えていて100円玉と10円玉の数がおなじだったりすると嬉しくなったりする。
 私は魚ではさばが一番好きである。こっちではさばの刺身は食べられないのが本当に残念だ。塩さばで私は酒を飲めない。ごはんを食べてしまう。さばの燻製は旨かった。が、匂いが後に残る。なのでまだ残っているのかなとつい探してしまう。

2012/12/12(水)忘年会

 昨日は忘年会だった。寄せなべだった。鍋といえば、ある年に以前勤めていた会社の課で忘年会をしたとき、寄せなべだった。すると部長が、「面倒だな」と言いながら、どばどばと皿に盛られていた肉や海老、野菜を全部入れた。一同目が点だった。鍋に一番近いところに海老があったのだろう。最後に鍋底から浮かんできた。長時間煮られていたのでかっちかちに固くなっていた。
 鍋の具には、蟹や海老、鴨肉がはいっていた。なかなか旨かった。

2012/12/10(月)鉄板焼き

 先週の土日、熊本に行ってきた。お歳暮の買い出しとクリスマスにはちょっと早いがおいしいもの食べに行こうと言うことで行った。最初は日月で行こうと考えていたが、急に行きたくなり、妻を急かして土曜日に急遽出発した。妻が準備している間、ホテルとレストランに予約の電話をした。ホテルはいつものところ。レストランは今年の正月に行って旨かったところ。ホテルは取れたのだがレストランは電話に出ない。仕方ないので熊本に着いてから電話することにした。
 フェリーに乗って海を渡る。熊本港から市内に向かう。ふと思い出した。妻が以前から鉄板焼きに行きたいと言っていたことを。「鉄板焼きに行く?」「行く!」それで決まった。ホテルに着いたらロビーにPCが置いてあったので、熊本市内の鉄板焼き屋を検索する。旨そうな店があったのでサイトを開いてみる。「あわび」と言う文字が目に飛び込んできた。ここにしようと即決めた。予約の電話をする。「20:30ごろのご案内となります」とのこと。仕方ないのでOKした。先にお歳暮を買いに行く。時間もあるのでいろいろ廻る。時計を見るとまだ18時30分。百貨店最上階のレストラン街に行く。台湾料理の店があったのでそこに入った。メニューを見るとまっさきに飛び込んできたのが蝦麺セット。旨そうだ。でも後があるのでビールと小龍包、小菜を注文した。小菜はもやしなどの野菜と厚揚げの皮みたいなのを和えたもの。これがなかなか旨い。ビールを2杯呑んだが、まだ時間がある。妻がゲーム機のすれ違い通信がしたいと言うのでとなりのショッピングビルに行くことにした。若者だったらそのゲーム機を持っているかもとのことだった。私は最上階の楽器屋に行く。いつも見る店員がいる。アコギを見ていると、いいのがあるから買えと言ってくるが、高い。10万はする。ドレッドノートタイプを持っていないので欲しいのは欲しいのだが、高い。アコギをあきらめて、マイクとマイクスタンドを買う。ちょっとだけ宅録をしているのだが、アコギの録音用だ。しかし録音したデータを聞き返すとがっかりする。あまりにも下手すぎる。コードストロークでさえも、きちんと弾けていない。当然ボーカルは録音しない。
 時間が来たので店に行く。宿泊しているホテルのすぐ裏だ。とある豪邸の敷地内にあるビルの地階にあった。階段を降りて店に入る。「すみません。しばらくお待ちください」とのこと。そこに後から親子3人組が入ってきた。なんとその親子が先に案内された。妻の目尻がピクっと動く。しばらくして案内された。カウンターではなく個室だった。鉄板焼き屋の醍醐味の一つとして鉄板焼きのパフォーマンスがあるのだが、個室ではそれを見ることが出来ない。残念。料理は電話で注文してある。飲み物はまずスプマンテをたのんだ。前菜は茹でた甘エビと温泉卵、ウニ、キャビアがコンソメジュレの上にのったもの。おー。旨い。次に洋風茶碗蒸し。これも旨い。キノコの良い薫り。次にあわびが出てきた。ガーリックバター焼きだ。旨い。肝も旨い。妻は肝は嫌いとのことでもらった。旨い。ステーキの焼き方を聞いてきた。私はミディアム、妻はウェルダン。ステーキが運ばれてきた。2cm角くらいのが5切れほどしかない。「さすが高級店や。ステーキがちっちゃい」と心の中で思っていたら、「当店ではお肉が冷えないように半分ずつ提供しております」とのこと。口に出さないで良かったが、心のうちを読まれていたかも。このステーキがまた旨い。妻はいつも良く焼かないと食べられないが、この日ばかりは「ミディアムのほうがおいしい」と言っていた。次にピラフ。チャーハンや焼き飯とは明らかに違う。スープでちゃんと炊いてある。旨い。最後にデザートとお茶が出てきた。これも旨い。大変おいしゅうございました。

2012/12/03(月)忘年会

 昨夜、今期初めての忘年会があった。町内会の忘年会だ。これがなかなか楽しい。以前は町内会なんてと思っていたが。妻は残念ながら体調不良で欠席。
 先日の「孤独のグルメ」でちゃんこ鍋をやっていた。それが大変旨そうだったので、夜に鍋をすることにした。ネットで「ちゃんこ鍋」を探してみると、相撲界では豚や牛は手を着くことになるので、鶏をよく食べるとあった。へえ〜。それから海のものと山のものを一緒に食べることもないそうだ。へえ〜。
 いろいろ見ているうちに高砂部屋のサイトに行き着いた。ちゃんこの作り方が載っている。手羽ちりと言うのがあった。旨そうだ。さっそくやってみることにした。サイトのは大根と手羽だけをポン酢で食べるのだが、干し椎茸を戻していたのでちゃんこ形式で食べることにした。だし汁を沸かして手羽を放り込む。そして大根、にんじんを入れる。味見をすると少し甘い感じがする。椎茸の戻し汁のせいか?食べてみると妻は旨いと言う。最後におじやにして食べた。旨い。これは旨い。

2012/11/28(水)カウンター

 このページにカウンターをつけているのだが、いつの間にか1000を超えている。

2012/11/28(水)安納芋

 妻の体調不良はまだ続いている。
 先日、知人と市内の店で呑んでいたら、一人客が入ってきた。その店ではたまに一人客を見かけるし、私自身も一人で行ったことがあるのでそのときはそんなに気にしていなかった。しばらくすると、ママが「あのお客さん、初めて。聞いてみたら、今日鹿児島から来たんだって」と言うではないか。その店は入り口の感じが初めての客が一人で入るのは非常に難しい。しかも通りの枝道にあたるところにある。通りにはまだ他に店があるのに。「なんでこの店なんですか?」と問うと、「夕方からこのあたりをぶらついていて、なんとなく気になって」との回答。勇気がある人だ。で、子供のサッカーの大会がここで開催されていて、それの応援に来たそうだ。出張ついでに来たので子供とは宿が別とのこと。それならば、一緒に飲みましょうかとなった。その店を辞して2軒目に行った。初対面ではあるが会話に花が咲く。そのとき安納芋の話題が出た。かなり旨い芋だと言う。それなら送ってくれと、酔っぱらっているのをいいことに名刺を渡しておねだりした。なんと、昨日その芋が届いた。その人が送ってくれたのだ。箱を明けると一般的なさつまいもよりやや小さいコロっとした感じの芋がたくさん入っていた。ではさっそく焼き芋にすることにしよう。ネットで調べると、ぬれた新聞紙に包んで、それを更にアルミ箔で包んでバーベキューコンロの脇で直接火に当たらないようにして焼くと良いとあった。ならば今日はバーベキューだ。佐賀和牛(佐川牛ではない。妻に「今日はバーベキューにするので”さがわぎゅう”を買ってきた」言ったら「え?佐川牛?」と聞き返した)ともみじ豚を購入。バーベキューの準備をした。火を熾して、脇に芋を置く。横では肉を焼く。さがわぎゅうが旨い。豚もキムチと一緒に葉っぱに包んで食べる。旨い。肉をあらかた食べた後、食後一息ついてから芋を取った。水分が飛んだからなのか軽くなっている。アルミ箔を取り、新聞紙を取り皮を剥く。濃い黄色が目に入る。見るからに旨そうだ。一口齧る。旨い。電子レンジだとはこうは行かないだろう。芋は焼き芋に限る。翌日、もう一箱届いた。中身は焼酎でなんと運送会社が割ったので配達が遅れたとのこと。その中に濡れてにじんだ手紙が入っていた。2〜3週間置くとさらに糖度が増すそうだ。いまから楽しみだ。
 昼御飯に久しぶりに、ちょっと離れたところにあるうどん屋に行った。いつもの海老2尾大盛を頼んだ。旨い。コシが命と言ってただ堅いだけのうどんとはレベルが違う。本来コシとはこういうもんだろう、と言ううどんだ。えび天も旨い。

2012/11/27(火)炊き込みご飯

 釜山から帰ってから体調不良が続き、22日は早退してしまった。釜山ではそんなに寒くなかったので、夜布団を脱いで寝ていた。また、食べ物が辛すぎていがちょっと気持ち悪かった。この二つが原因だろう。職員には普段「体調管理は気をつけろ」と散々言っていた上、遊びに行って風邪になるなんて格好悪いのも甚だしい。その後もなかなか回復せず、23日〜25日は寝込んでしまった。21日が私の誕生日だったので、25日に熊本に行っておいしい洋食でも食べようかと思っていたが無理だった。残念。月曜日から通常通り出社しているが、まだ元通りでは無い。ここに年齢を感じる。と、していたら今度は妻が体調不良になってしまった。どうやら風邪をうつしてしまったらしい。
 日曜日にテレビを見ていたら、炊き込みご飯の食べ比べをしていた。このときは、トマトの炊き込みご飯と刺身の炊き込みご飯だった。今、家にはたくさんのミニトマトがあるのでこれを使って炊き込みご飯にしようかと妻に尋ねたら「いーねー」とのことだったのでしてみた。米3合に水500cc。トマトは10個くらいか。それにベーコンを入れた。味はコンソメキューブを一つ。300ccに一つ程度と書いてあったがベーコンを入れたのでしょっぱくなりすぎるかもと一つにした。18時に炊きあがるようにしておいた。炊きあがり後、食べてみる。コンソメが足りなかったか、なんだかコクが無い感じがする。でもまずくはない。再度チャレンジしてみたいと思う。

2012/11/19(月)釜山

 なんと6月、8月に続く今年3回目となる釜山旅行に行ってきた。前回8月の釜山行きの後、私が所属する団体のおじさま方にその話をしたら、自分たちも釜山に行きたいと言い始めた。ついては私に計画しろとおっしゃる。仕方ないので計画することにした。当初、10月の末に釜山国際花火大会があるのでそれに絡めて行こうとしていたが、飛行機が取れなかったために11月中旬に行くことにした。席確保のために早々に飛行機の予約をした。福岡から釜山までエア釜山と言うLCCが出ている。以前は福岡11:40発、釜山10:00発の便しかなかったのだが、11月15日からそれぞれ1便ずつ増え、釜山発18:00が追加された。往復午前発と往路午前復路夕方とでは5000円くらい差が出る。しかしみんなの意見が夕方希望だった為に少々高くなるが復路夕方の便を予約した。予約したのが9月くらいだったように思う。すると驚くべきことが起こった。10月終わりくらいにエア釜山からいつもの広告メールが来た。日韓関係の冷え込みによる旅客数減少によるものだろうか、なんと私たちの乗る予定の便が席数限定ではあるが半額で売り出されていたのだ。おおお。すぐに確認した席が残り2。あきらめた。
 当日、私が車を出し、みなさんを迎えに行く。5:00に起きるつもりで目覚ましをセットした。目が覚めて時計を確認すると3:30だった。おれも嬉しがりだなぁと思いながら再度目を閉じる。なにか嫌な予感がする。私の枕元には電波時計(電波系では無い)が2つ置いてある。所属する団体の誕生日プレゼントと別の支部のお土産か何かでもらったものだ。そこでもう一つの時計を調べた。なんとそちらは5:20。焦って携帯電話を探す。妻の電話と併せると枕元には都合4つの時計がある。携帯電話も5:20だった。電波時計なのに電波系だった…。飛び起きて支度をする。支度している間、妻が朝御飯の用意をしてくれた。良い妻だ。
 6:00に出発する。外はまだ暗い。全ての人を拾い、福岡空港に向かう。11:40発なので9:30くらいまでには着きたかった。急ぎ空港に向かう。おじさまがたが多いので途中トイレ休憩も挟んだ。空港には9:00過ぎに着いた。福岡空港の駐車場は国内線だと2,400円/日だが国際線だと1,000円/日で済む。そとでも900円/日だ。3日停めても300円差なので空港国際線の駐車場に停めた。結構空いていた。エア釜山は搭乗2時間前にならないとカウンターがオープンしない。しばらく待つことにした。すると一人が旅行傷害保険に加入すると言い始めた。するとみんな「じゃ、おれも、おれも」と加入した。なら私も、と初めて加入した。3000円だった。航空券はネットで予約するとカード決算となる。するとメールが送られてきて旅程確認書と言うe−チケットが送られてくる。それを印刷して持って来るように伝えていたのだが、案の定一人のおじさまが忘れていた。念のために全員分持ってきていた。予約の際にきちんとパスポート番号を入力していれば基本パスポートだけで済むのだが、ま、いちお念のために。チェックイン後、上のレストランでビールを飲んで時間を潰す。時間になりセキュリティを通る。最近は上着も脱いで、鞄などと同じようにかごにいれて機械を通さねばならない。ポケットに小銭なんかが入っているとそれで鳴ったりするので全て出して準備する。無事にゲートを通過して、出国手続きのところで待っていた。ふと気がつくと私より先にはいったおじさまがまだ来ていない。振り向くとまだ何かやっている。出国手続きを終わってしばらく待ってからやっと出てきた。聞いてみると、そのおじさまはワークブーツを履いていたのだが、それの靴紐を通す金属製のわっかに反応していたようだ。なんと言う高精度。
 福岡〜釜山の飛行時間は表記上は50分だが実際は30分程度。水平飛行があまりない。12:15に釜山に着く。出国手続きを終わらせて外に出る。昼御飯は西面でたこ鍋を食べた。生きたたこを韓国風の辛い味付けの汁で煮て食べる。これがなかなか旨い。夜は牛焼肉を食べた。これも旨かった。次の日の日の朝は、食堂で魚定食。韓国ではオカズを頼むと勝手にごはんと漬け物(キムチ)が出てくる。魚は焼いて韓国風タレをかけたもの。この魚が絶品。ほかにテンジャンチゲ(味噌鍋)。これも旨い。朝食べすぎて昼はあまり食べられなかったが、ジャージャンメンを食べた。ジャージャーメンだと思っていたがジャージャンメンと言うのが本当らしい。湯掻いた麺にハヤシライスの餡のようなものをかけた麺だ。これはまーまー。そしてちゃんぽん。韓国でもごっちゃのような状態をちゃんぽんと言うらしい。出てきたのをみて驚いた。なんと真っ赤。すると一緒に行ったおじさまが「こいはちゃんぽんじゃなか。ちゃんぽんは白かスープやないと」とのたまっている。このおじさまは世の中には何種類もの常識、しかも国境を超えたら常識は変化すると言うことを知らないらしい。沖縄のちゃんぽんは麺料理じゃなくごはんだ。晩御飯はサムギョプサルを食べた。これがまた旨い。牛焼肉よりもサムギョプサルのほうが旨いと思う。しかもこの店の水キムチが旨い。
 最終日の朝はあわびがゆを食べた。これも旨い。金海空港に着いて、他のおじさまたちは先に出国したが私はレストランでマッコリと豚キムチチゲを注文した。キムチチゲがかなり辛い。たぶんこれのせいだろうか。帰りの道中気分が悪かった。しかも家に帰ると、妻からは「臭いからあっちに行って」と言われるし。

2012/11/10(土)小久保選手

 小久保選手が引退した。私が、小久保選手ってスターなんだなと思った打席が2つある。1つ目は1999年の福岡移転以降最初の優勝を決めた試合で、日本ハム金村投手からホームランを打った打席。2つ目は2000年10月7日リーグ2連覇を決めた試合での、オリックス金田投手からホームランを打った打席。確か2000年はホークスは金田投手をほとんど打ててなかったように記憶している。その投手からホームランを打ったのは驚きだった。

2012/11/05(月)牛丼

 昨日、朝食にハンバーガーを買いに行って来ようかと嫁に言ったら、牛丼を食べたいと言ったので近所の全国チェーン店に行ってきた。朝早い時間から仕事場に呼ばれ労働してきたのでがっつりしたもの食べたいとのことだった。店についてメニューを見ると種類が多い。「大盛りたまごセットと並みたまごセット」と注文した。たまごセットとは味噌汁と生卵のセットだ。いつもならスッと出てくるのだがなかなか出て来ない。朝なのでシフトの変わり目かなんかなのかなと思って待っていた。何気なく厨房のほうに眼をやると、丼にごはんをよそっている。それをそのままトレイに載せそのまま持ってきた。「並と大盛です」と言いながら目の前に出したのはなんとたまごかけごはん定食だった。我々の感覚だとその店は牛丼店だと思っていたので、「並、大盛」と言えば「牛丼」が出てくるものだと思っていた。しかし考えてみると種類が多い上に「たまごセット」と注文したからではなかろうかと思った。牛丼と名のつくものもたくさんあり、他にはカレーや定食などもある。良く見るとたまごと名のつくのは「たまごかけごはん定食」で、その上私が注文したかったのは「たまごセット」ではなく「みそ汁セット」だったようだ。指示は的確にと改めて自省した。

2012/10/29(月)和牛の祭典

 今年、長崎で和牛の祭典が開催された。私の居住地も会場の一つとなっていた。目玉はさだまさしのコンサートである。席は往復はがきによる抽選(ペア)か、日帰りバス旅行によるものの二種類だった。名前を変えて5通送ったがそのうち1枚だけ当たった。嫁はさだまさしは元々好きで、常々「長崎県民としては一度はコンサートに行かないとね」と言っていた。私も同感だった。
 コンサートは土曜日の3時から。ハガキを11時からチケットに交換するとのこと。さだまさしは別に近くで見なくてもいいので、仕事が終わってから行くことにした。12:30に出発し、会場に向かった。当日は結構な雨だった。会場に着いてからチケットに交換した。席は2階。ま、いいでしょう。それからいろんなブースが出ているところに行く。B−1グルメに出品していたのがいくつか来ていたので当然食べることにする。
 会場の入り口のところに絵が飾ってあった。小学生による牛の絵コンテストがありそれで賞を取った絵だった。どれも上手く描けている。絵の下手な私には大変うらやましいものである。その中にこれまたすごい絵(著作権あったらごめんなさい)があった。なぜ小学生でこんな絵が描けるのだろう。小学生の頃の私には絶対に出来ない発想と色使いだ。周りは「先生の指導が良いからだ」なんて言っていたが、言語による指導をあのような絵という形に変換できる頭脳はすごすぎる。私なんか、校内写生大会で何を描いて良いかわからず、地面を描いたことがある。一面黄土色に塗り、一応粒々感を出したつもりでそこにトラックの白い線を描いただけの絵。当然賞など取れるわけがない。
 B−1グルメに出品していた料理のブースはどれも長蛇の列。しかも雨で肌寒い。。本当は全部食べたかったのだが仕方ないのでなかなか食べられそうにないものをセレクトすることにした。それは岡山は津山のホルモンうどん。焼いたホルモンをのせた焼きうどんだ。20分くらい待ってゲットする。1個400円。なかなか旨かった。ビールや酒を呑みながら開始時間を待った。雨がひどい。
 コンサートが始まった。まずは市長の挨拶から。基本的に話の長い人なのだが、今日は上手くまとめていた。それからさだまさしの歌を使った体操、がんばらんば体操の披露。再来年の国体に向けて練習している。
 ついに本人登場。バンドの構成はピアノ、ギター、マリンバ。ギターはなんと石川鷹彦だ。1曲目は案山子。それから「鶴瓶の家族に乾杯」の主題歌。他には秋桜など有名どころを10曲くらい歌った。所要時間は1時間半。しゃべりが長い…。この後は日田に移動してNHKの生放送らしい。

2012/10/17(水)鹿児島

 月曜日から1泊2日で鹿児島に行ってきた。居住地の消防に関する会合での旅行だ。総勢17人。全ておっさん。軽く目眩がする。実は去年初めて参加したのだが、当然そのときもおっさんばっかり。でもこれが意外と楽しくまた今年も参加することにした。
 朝8時が集合時間。我が家の近所の港が集合場所だ。8時には全員が揃った。優等生の集まりだなぁ。素晴らしい。港を8時25分に出るフェリーで熊本に行き、そこから松橋を通ってまず阿久根まで出る。そこで初日のランチタイムだ。ドライブインの食堂にはいる。既に食事の準備は出来ている。ごはんに汁物。それからキビナゴの刺身とキビナゴに塩を振って軽く干したもの。キビナゴの干物は固形燃料で軽く炙って食べる。これが旨い。めちゃめちゃ旨い。おかげで焼酎を3杯も飲んでしまった。
 次に串木野の石油岩盤備蓄基地の資料館に行く。岩盤にトンネルを堀り、そこに原油を貯めているところだ。なので、資料館が山奥にある。ちゃんと説明してくれる人がいるのだが、常にスタンバイしているのだろうか。事前予約がないときついだろうなぁ。その後、磯庭園から城山展望台に行った。磯庭園では桜島の噴煙があがるところを見ることが出来た。なんかパフっとあがる感じ。すごい。
 ホテルは街中にあった。ホテル前でバスを降り、鍵を受け取り部屋にはいる。宴会までは少し時間があったので横になった。宴会はホテルの15階であった。しゃぶしゃぶ、会席の店らしい。コンパニオンが来た。全員可愛い。鹿児島の女性は全体的に可愛いように思う。今回来たコンパニオンは全員が昼の仕事を持っていて、夜にコンパニオン派遣のバイトをしているとのことだった。「この辺の子なの?」と聞くと「出身は奄美大島。今は鹿児島市内に住んでいる」との答え。「奄美大島の料理で一番おいしいのは何?」と聞くと「けいはん!めっちゃウマ」これは食べねば。しかし奄美大島は遠いなぁ。宴会が終わった後、ニューハーフパブに行った。去年も行った。好きな人がいるのだ。私も嫌いではない。しかしこの店はみんな背が高い。180はざらだそうだ。その後タクシーで鹿児島中央駅、昔の西鹿児島駅の近所にある屋台村に行った。NHKのローカルニュースで見たことがある。屋台村には結構人がいた。店をうろちょろ探していると、可愛い女の子がウェイトレスをしているイタリアンを見つけた。空きを確認すると店の前に置いてあったテーブルにどうぞと言われた。その女子店員からオーダーを聞かれた。調子に乗ってワインとマルガリータを注文した。注文を伝えるために一度中にはいる。次に出てきたときには帰り支度だった。われわれの注文を取ったらすぐに帰ってしまった。その後食べたくもないピザを食べてと飲みたくもないワインを飲んで帰った。
 夕方、噴煙がすごいなと思って見ていたが、火山灰というのをそんなに感じなかった。夜、少し暑かったので窓を開けて寝た。朝起きてびっくり。デーブルの上に火山灰がうっすらと積もっていた。
 翌朝朝御飯を食べに行く。昨夜、宴会があったフロアの一つ上。バイキング形式。何を食べようか思案をしていたら、鶏肉の細切りなんかがあった。これがけいはんかと思ったが、汁がない。仕方ないので普通に食べた。
 昼、一カ所回った後、ホテルにランチバイキングを食べに行った。鴨池球場のすぐそばのホテルだ。バスを降りて中にはいるとこれまた驚いた。女性従業員がめっちゃ美人。中でも一人とびきりの美人がいた。レストランに入り、おっさん17人揃ってランチバイキング。どれもが結構旨かった。けいはんもあり食べた。旨かった。
 CS対ライオンズ第1戦の今宮選手の2球目のスクイズ。サインを確認した今宮選手は明らかに表情が変わった。私はバントのサインが出てふてくされたのかと思ったが、どうも違っていたようだ。スクイズは3塁ランナーが突っ込んでくるので失敗(空振り)するとチャンスを失う。なので緊張から来たもののようだ。でもあれでライオンズベンチにはバレたような気がする。

2012/10/3(水)さんま

 先日、嫁がさんまをもらってきた。せっかくだからと、炭火を熾して焼くことにした。塩をまぶして焼いた。身の一部が網にくっついたりしたがとにかく焼けた。大根をおろし、すだちを軽く絞って食べる。旨い。めちゃめちゃ旨い。

2012/9/28(金)レトルトカレー

 先日、晩御飯に貰い物のレトルトカレーを食べることにした。私はレトルトカレーを食べるとき、フライパンで炒める。肉とか野菜があれば一緒に炒める。その際辛さが足りないので少量のチリペッパー(カイエンペッパー)を加えている。このときは少し古いたまねぎとじゃがいもがあったのでそれと一緒に炒めることにした。まず野菜を炒めてからレトルトカレーを加える。熱くなってきたのでカイエンペッパーの蓋を取り、投入した。通常は小さい穴が開いた中蓋があるのだが、このときはその中蓋がなかった。おおお。大量の、大さじ三くらいの量が入ってしまった。おおお。もったいない。仕方ないのでもう一袋追加した。あったまった後ごはんにかけて食べる。辛い。めちゃめちゃ辛い。最近辛いのを食べるようになったが、おこちゃまレベルなので相当辛い。ガンガン汗が出る。ちょっと胃が痛い。

2012/9/27(木)シュニッツェル

 先日、福岡に行ってきた。資格が必要な職員を新規で採用する為の学校訪問だった。朝、会社での用事を終え、10時発の船で福岡に向かった。福岡に着いたのが12:30。学校には13:10までには着きたかったので、近くのうどん屋に入った。昼時なので混んでいる。カウンターの端に座り海老天うどんを注文した。その席では店員同士の会話がよく聞こえた。厨房に入っている新人らしき店員が怒られている。しかも内容があれやこれやとかなり細かい。その場で注意するのは当然だと思うが、ちょっとかわいそうになる。
 小さな怒声の中食事を終えて、バスで目的地に向かう。天神から博多駅方面に向かう100円バスだ。都会と田舎では一般的に田舎の方が物価が安いと言われているがそんなことはない。バス代は都会の方がはるかに安い。鉄道もそう。ちょっと長い距離だと3倍くらい違ってくるのではなかろうか。タクシーは田舎の方が安いかな。マクドナルドのハンバーガーは渋谷でもここでも値段は同じ。チェーン店でなくてもそんなに変わらない。東京の喫茶店でハンバーグ定食を食べてもこちらの喫茶店で食べても大体600円〜800円。弁当なんかは都会のほうが安い。スーパーなんかでも都会のほうが安かったりする。値段が大きく違うのは土地代だけではなかろうか。
 送って来たパンフレットに載っている地図を見ながらこの辺だと見当をつけてバスを降りた。なんと「かろのうろん」の真ん前。ここで食べたら良かったと少し後悔した。福岡に20年ほど住んでいたが、まだ一度も食べたことがない。そこから地図を見ながら歩く。なんだか雰囲気的に間違ってる気がする。しばらく歩いて、やっと目的地を見つけた。
 中に入り、指定された部屋に着く。教室に6つ机とイスのセットが置いてある。うちの施設の名前を見つけそこに坐る。机の上に今日の流れと面談方法を記した書類が置いてあった。中を見ると、1回あたり30分。それが4回あるようだ。そして驚いた。本日面談に訪れている施設が100弱もある。しばらくして講堂に移動し、学校長の挨拶と面談についての諸注意があった。約100人の卒業生に対し、それに近い数の施設が来ているとのこと。闘志に火が点いた。
 その後、再度指定された部屋に戻る。するとうちの施設の席に女性が坐っている。既に学生がスタンバイしているようだ。私も席に着き、名刺を渡して挨拶をする。なかなか素敵な女性だ。まず施設の説明をする。片田舎のしがない診療所だ。設備的にアピールする点は少ない。待遇面も良くない。なので、ハード面ではなくソフト面を強調して説明する。維持期施設の重要性、職員の働きぶりなどを野球の投手に例えて説明したりした。質問があるか聞いてみると、いろいろしてくれた。ありがたい。また、うちのサイト手作り感満載も見てくれたとのこと。すこし恥ずかしい。
 最初の学生が終わり、次の学生を待つ。するとまた素敵な女性だった。結局4回のチャンスに1一人ずつ計4人の学生が来てくれ、みなさん素敵な女性だった。なので説明にかなり気合が入っていたと思う。今回ブースに来てくれた学生のうち一人でも来てくれたらと思う。それくらいみなさん素敵な女性だった。
 全ての面談が終わると4時を過ぎていた。帰る電車が17:30だったのでラーメンでも食べようかと思っていたら、嫁から「デパ地下でなんか買っておいで」とのこと。食糧を買ってからラーメン屋に行くか、と思いデパ地下に行った。失敗だった。めちゃめちゃ目移りする。全てが旨そうに見える。何を買って良いかがわからない。また同じような店が複数ある。揚物屋が3つくらいあり、それぞれとんかつやらコロッケやら売っている。どこで買って良いかがわからない。スーツ着て、会社かばん持ったおっさんが眼をギラギラさせ涎を垂れ流しながら同じ所をうろうろしている。嫁にどうしたらいいかとメールを出したら「はよせんと時間ないよ」と返って来たので時計を見ると17時を過ぎていた。結局シュニッツェルとアボカドサラダバジルマヨーネーズ味の2種類を買って、そのまま電車に乗った。
 以前、義父が大量にミニトマトをくれたので、トマトソースを作って凍らせていた。それをソースにシュニッツェルを食べた。めちゃめちゃ旨い。アボカドサラダもちょっと味が薄いが旨い。これならワイン買って帰ったらよかった。デパ地下に売っていたのに。残念。

2012/9/24(月)運動会

 昨日、小学校及び町内会連合会合同運動会があった。前日雨が降り中止も懸念されたが、当日は快晴で無事に開催することができた。
 この日は、近所を通る高架道路のプレ開通記念としてウォーキング大会が7:30〜9:30まで開かれていた。こちらも歩きたかったのだが運動会と重なっていたのであきらめた。嫁がウォーキング大会参加会を主催していたので嫁は歩きに行った。
 実はこの運動会で生涯初の経験をした。なんとリレーの参加である。私は足が遅い。なので、リレーなんかに選ばれるようなことは当然なかった。かと言って運動神経が完全に悪いわけではないと思っている。サッカーは下手だが野球はそれなりと思っている。バスケットも下手だった。私がボールを持ってシュートの体勢にはいると、同級生たちは私にフリーでシュートを打たせて、リバウンドを狙っていたくらいだ。バレーボールはサーブやレシーブはできるが、アタックができない。ハードルは飛び方が下手すぎて、悪い例として同級生の前で走らされたこともある。しかし走り高跳びはクラスで2番目くらいに高く飛べた。体操はバック転はできるが、ロンダートができなかった。バック転は何回か練習しているうちにコツを掴んでできるようになった。できるようになるまでにそんなに時間はかからなかった。運動神経は確かに良いほうではないのですぐにはできないが、コツさえ掴めればできるようになると思う。しかし初老を迎えて体が固くなっているので難しいかも。コツで思い出したが、数学は中学のとき苦手だった。高校1年生の数Tも出来が良くなかった。しかし高校2年生になって基礎解析を勉強していてあるときふっと気がついてできるようになった。なので2学期の期末試験で96点を取りクラスで2番になった。このときは大体真ん中からちょっと下くらいの位置だったので、級友から非常に驚かれた。3番のやつは私に抜かれたことを本当に悔しがっていた。代数幾何の一部ははまあまあだったが、指数対数、確率統計はまったく出来なかった。
 さて、ここの町内は若い人が少ない。なので町内会対抗リレーに出ろ、となった。ま、仕方ない。けど、ちょっとだけ楽しみだった。今、思いっきり走ったらどうなるのだろう。
 招集がかかり、入場門に並ぶ。実は嫁もリレーに走ることになっていた。嫁が「体は走り方を覚えているだろうか…?」とつぶやいた。私は、町内会のソフトボールにも出ているのでそのとき守備なんかで走っている。なので問題はないはずだと思っていた。リレーは男女混合で一応の基準としてトータル年齢が250歳を超えねばならない。私は第三走者だった。コースはオーバルのトラックを半周。スタートが鳴る。第一走者が走る。その後スタート地点に着く。第二走者が走ってくる。第二走者はうちの職員だ。バトンを受け取る。これがバトンの受け渡しかあ。授業以外では初めての経験だ。あれ?ソフトの時とは違う感覚。なんか足が…。小さいトラックなのですぐにコーナーにはいる。足がもつれてきた。これはこける、やばい、と思った。走りが丁寧になり遅くなる。直線にはいり加速、したつもりになる。25年ぶりのスピードで回転する大腿骨鼠蹊部。25年ぶりのスピードで収縮する内転勤、外転筋、ハムストリング。しかし遅い。一人に抜かれ嫁にバトンを渡す。はぁ。結果は忘れてしまった。退場門から退場し、町内のテントに戻る。すると姑(今回は姑と呼ばせてもらう)から「ははは。愛嬌よ、愛嬌」と言われた。くそ。

2012/9/18(水)台湾

 9月15日から2泊3日で台湾に行ってきた。大型の台風が発生し行くことができるか危ぶまれたが、前日の天気予報を見ると、それまでの予報より北に位置していた。なんか行ける感じ。
 翌朝、起きてネットで確認すると飛行機は定時出発予定。空港に向かう。空港に着いて少し時間があるので、最上階の食堂街に行った。滑走路に向かって右側の店に入る。飛行機が飛ぶところや降りてくるところは見えるのだが、駐機しているのが見えない。ビールとサンドイッチだけにして店を出て、今度は左側の店にはいった。そこでちょうど10時になり、それまでのモーニングメニューから通常メニューに替わった。カツカレーが旨そうだった。しかし、これから機内食もあるし、と言うことであきらめ、ビールセット(ソーセージとポテト)にした。ここからは停まっている飛行機がよく見える。最近の国内線の飛行機は本当にカラフルだ。FDAなんかは3機くらい飛ぶのを見たが3機とも違う色だった。
 旅行会社カウンターで、Eチケットを受領し、航空会社のカウンターへ行く。かなり並んでいる。カウンターで荷物を預け、セキュリティーチェックを通り、出国手続きをした。中でしばらく待つ。嫁や親父たちは免税品を見ていた。私は仕方ないので缶チューハイを飲んだ。しばらくして搭乗時間になった。親父が「窓際に坐りたい」と言った。チケットを見ると私が窓際になっていたので替わることにした。
 飛行機はなんと「ハローキティージェット」だった。ヘッドカバー、腰当てがキティーちゃん。坐ると前の席にモニターが付いていて、歓迎光臨のビデオが流れておりそれもキティーちゃんだった。機内食もキティーちゃん。メイン、サラダ、パン、デザート(アイスクリーム)が着いており、それぞれの容器にキティーちゃんがプリントされている。メインはアルミ箔で蓋がされていた。その蓋を取るとさつま揚げみたいなものの上ににんじんで出来たキティーちゃんのリボンが入っていた。ひょっとするとさつま揚げみたいなものがキティーちゃんなのか?取り敢えず食べてみることにする。さつま揚げみたいなものを齧ると、味付き豚肉のソテーだった。その下は焼きビーフン。なかなか旨い。パンも食べてみる。旨い。最後にアイスクリームを食べた。これも旨い。飲み物は台湾ビールが欲しかったのだが、なくて一番搾りだった。
 2時間半のフライトを終えて、台湾桃園空港に着いた。着陸時、台風の影響か、かなり揺れた。入国手続を終えて、目の前の台湾銀行でまずは換金。1万円が3,700元くらい。その後ロビーに行く。HISのジャケットを来たおねーさんが来て、私たちを確認した。10年前に来たとき、なんとも言えない匂いがしたものだが、今回はそんなに匂わない。前行った、釜山もそんなに匂わなかった。なんか物足りない。
 客は大阪などいろいろなところから来てるようだ。みんな集まったところでバスに乗る。最初の目的地は免税品店。割と大きな免税品店。ここでも両替をする。両替する場所によってレートが違ったり、手数料取られたりとかするが、我々が交換する金額で言えばせいぜい100円くらいの差。そんなに気にしなくてもいいかも。それから買物もする。嫁が、バッグを購入。日本と比べて2/3くらいの値段。かなり安い。
 次にホテルに向かう。ホテルに向かうバスの中で、いろいろ注意事項の話があった。1時間の時差がある。このツアーでの時間は台湾時間で言うとのこと。他に生水は飲まない、夜市とかに行ってかき氷とか食べるとお腹を壊すかも、スリに注意など。で、そのとき一緒に今回のツアーの行動予定表が配布された。二日目の集合時間は8時。最終日はなんと5:20。すると親父が「で、これは日本時間?台湾時間?」聞くほうがおかしいし、第一最初に説明があった。我々は既に時計の時間を変えていたのだが、親父は変えるつもりがないらしい。日本時間のマイナス1で行動するらしい。間違いの元なんだが…。なんだか先行きが不安だ。
 ホテルに着いた。古いがそんなには汚くない。チェックインして鍵を受け取り、部屋にあがる。我々と両親は4階で隣同士。愚弟3号はシングルのため9階。部屋はツインだったのだが驚いた。シングルベッドとダブルベッドが置いてある。これは広い。テレビは14インチのアナログ。画面は当然ざらついている。15チャンネルでNHK総合をやっていた。バス、トイレは、ま、こんなもんでしょう。
 30分ほどして食事に行く。ロビーに降りたとき、フロントで二日目の夕食の予約をした。梅子と言う店。二日目、市内観光に行くので台北一番人気らしい鼎泰豊だろうから、同じガイドブックに載っていた別の店にすることにした。で、ガイドブックに載っているので念のため予約することにしたのだ。初日の夕食は、士林夜市というところに行くことにした。ホテルから大通り沿いを歩いて、MRTの中山駅まで行く。通り道、ベスト電器やダイソーがあった。MRTとは一部地上線がある地下鉄。乗り方は切符を買うか、カード。カードはデポジットがあるので切符を買う。買い方はまず目的地の値段を調べる。自動販売機に向かって金額ボタンを押す。それから現金を入れる。目的地の剣潭駅までは20元。1元=2.7円。面倒なので約3円としておく。なんだかちょっと前の円周率みたいだ。20元ということは60円。安い。5人分100元札を用意し、20元のボタンを押す。それから人数の5を押す。そしてお金を入れる。すると切符出口からおもちゃのコインのようなのが出てくる。5枚まとめてドッと出てくるのではなく、1枚ずつポトッと出てくる。うー。乗るときは自動改札のカードをかざすところにそのコイン型切符(トークンと言うらしい)をかざす。するとゲートが開いて中にはいれるようになる。電車に乗る。横幅が広い。連結のところは軽く2人は通れる広さだ。
 10分くらいすると剣潭駅に着いた。電車をおりる。今度は改札に投入口があるのでそこにトークンを入れる。するとゲートが開く。士林夜市は左斜めの方向と書いてあったのでそっちに向かう。小雨が降っている。しばらく歩くとなんか道が違うのでは?と後ろから言われた。確認すると確かに違うようだ。仕方ないのでもう少し進む。すると士林市場というところがあった。夜市には飲食するところが多いと書いてあったが、そこにはあまりない。ちょっと違うようだ。奥まで進む。飲食店があったのでそこで食事を取ることにした。店員にビールがないか聞いてみた。このくらいの中国語は知っている。「有啤酒馬?(ビールはありますか)」すると「没有(ない)」との答えだった。仕方ないので食事だけを頼むことにした。すると親父が「ビール無いの?ビール!」と店員に聞いていた。さっきおれが無いって言われたって言ったやろ?食事は汁無しそばオイスターソース味、豚ソテー添えうどん、生春巻きなどなど。どれも結構旨かった。特に汁無しそばは旨かった。親父は臭くて食べられなかったらしい。
 来た道とは違う道で駅に向かった。するとそちら側には飲食店が並んでいた。やはり間違っていたか…。旨そうなのが並んでいた。まずはジュースを飲む。なんか気になった。売り子の女の子が可愛いからか。「柳橙」と書いてある。オレンジのことらしい。「原味」を注文した。かなり甘い。良く見ると「檸檬半匙」とか「檸檬一匙」って書いてある。檸檬果汁を足せばよかった。嫁と母親はニラまんじゅうを買っている。私は追加で焼きまんじゅうを買った。小龍包を焼いたようなもの。醤油と辛いソースをかけてくれた。辛いけど旨い。もう一つ、愛玉というのが食べたかったけど、食べなかった。かなり後悔している。全体的に臭いは確かにきつかったように思う。でもそれが文化だからなぁ。私はあまり気にならない。
 帰りもMRTで帰った。トークンを買った後、改札を通ると嫁のトークンがエラーになる。仕方ないので有人改札に行く。そこで使えないことを(たぶん)日本語で伝えると、なんか言っている。そういうやりとりが2、3回続いて通してくれた。異国に来るとこういうエラー、トラブルが怖い。渡しもオーストラリアに行ったときトラブルに遭遇したが、英語だったんでなんとかなったが、今回は中国語。ちょっと怖い。
 もう1軒食べに行きたかったのだが、親父たちはホテルに帰るとのことで、嫁と二人で近くの台湾料理屋にはいった。釜山もそうだが台北もごはん屋の店員は無愛想。それがその地域でのスタンダードなのだと思う。文化が違うだけだ。グローバルスタンダードって一体なんなのだろう?その店では臭豆腐と胡椒蝦、台湾ビールを注文した。今回初台湾ビール。飲んでみると結構臭い。臭豆腐は液体につけて発酵させたもの。私は臭みをあまり感じなかったが、嫁は臭かったらしい。蝦はかなり胡椒辛い。けど旨い。
 翌日、ホテルの朝食はキャンセルして先日、駅に向かって歩いていたときに見つけた、24時間飲茶レストランで食べた。ちょっと入り口がわかりづらい。階段を登って二階にあがると店がある。ここでは水餃子麺と蝦餃子麺を食べた。旨い。
 ホテルに帰って市内観光のバスを待つ。このバスの添乗員はなかなか可愛いおねーさんだ。客は女性同志の2〜3人のグループが目立つ。キレイな娘も多い。その客の中に大阪からと思われるおっさん7人組がいた。朝からデカイ声でしゃべってうるさい。特にオレンジ色のポロシャツを着たおっさん。添乗員の言葉に一々反応する。人の振り見て我が振り直せ、の意味が重く私にのしかかる。各ホテルに迎えに行った後、まずは、保安宮に行く。ここはお寺で医学の神がまつられている、入場料は無料、そこここに置いてある線香も無料、願いがかなったら後で御礼参りをする、などの説明を添乗員がしていたら、親父がいない。あたりを見回すと既に線香を手に持ち火をつけている。出た、マイペース。それから孔子廟に行った。9/28が孔子の誕生日なのでそのときに奉納する舞を練習しているとのこと。なかなかすばらしい。次がお茶セミナー。要はお茶の実演販売。こんなして淹れて飲むんですよと教えてくれる。そこでお茶と水筒、ドライマンゴーを買う。つづいて総統府の前を通り中正紀念堂に行く。蒋介石を記念したお堂だ。それからまた土産物屋に行った様なのだがどんなところか忘れてしまった。サンゴで出来た鶏があったところかな。それには値札は付いていなかったがその足元にネックレスが置いてありそれには「330万元」の値札が付いていた。おおお。日本円で1000万円!続いて昼食。場所は「梅子」。なんと今晩行く店と同じ店ではないか。仕方ない。あきらめてはいる。内容は決まっていたらしく次から次へと出てくる。切干大根の玉子焼き。旨い。キャベツだけの炒めもの。旨い。麻婆豆腐。かなり辛いけど旨い。他にもまだ出てきた。ビールと紹興酒を飲んで最後に麻婆豆腐丼にして食べた。さいこー。それから故宮博物院に行く。世界4大博物館の一つだ。蒋介石が北京から逃げるときに紫禁城にある故宮博物院からかっぱらってきたものらしい。ま、大英博物館もほとんど強奪してきたものばかりだからあまり変わらないか。しかし、北京より台北のほうが大きいらしい。うーん。ここには、角煮みたいな石と、白菜にキリギリスが乗った翡翠がある。どちらも有名だが実物はかなり小さい。しかも人だかりで良く見えない。最後に足ツボマッサージに行った。なかなか気持ち良い。
 市内観光は最後に、また、土産物屋で終わった。そこからホテルまで歩ける距離だったので歩くとちょっと道を間違えた。すると目の前に「京鼎樓」と言う小龍包の有名店があった。まずここで小龍包を食べようと言うことになり店にはいった。ビールと小龍包、蟹肉小籠包それとなぜか糯米焼売を注文。この糯米焼売も結構旨いのだがお腹に溜まる。小龍包は旨いのだがそんなに熱くない。もっと熱いほうが良かった。客はほとんどが日本人。さすが。
 予約時間が近づいたので、「梅子」に向かう。表に料理の写真と名前が乗った看板があったのだが、それが少し変。「あちりの炒めもの」「鶏のオイスターンース」「鶏のから揚ば」うーん。さすが。中に入って愚弟3号が注文する。名物蟹おこわ、ムツの醤油煮、しじみの醤油漬けなどなど。しじみが旨かった。ここで親父がぽつりと言った。「大体こういう市内観光とかはマイペースのやつがいると迷惑する。」「それ、親父のことやん」ってみんなに突っ込まれてた。
 途中、映画館の前を通った。ニコラスケイジの映画をやっている。「盗数計時」と言う映画。これは原題「STOLEN」と言う映画。日本では「ゲットバック」と言う名前らしい。すごいのは映画の修飾に使われている言葉。「空中監獄」や「浴血任務2」とある。空中監獄に血を浴びる任務?これはそれぞれ、「コンエアー」と「エクスペンダブル」と言う映画のことだった。
 テレビを見ていたらプロ野球の台湾リーグをやっていた。外野席に人が全く入ってない。驚いた。他のテレビ番組は似たようなバラエティが多い。台北の女の子はかわいい子が多いが、眼の周りの化粧がすごい。特に目尻の部分がすごい。黒い線がびっちり入っている。
 最終日。朝4時(もちろん台湾時間)に起きて、準備をする。集合は5:20。5時ごろ降りてチェックアウトする。朝食が食べられない代りに弁当が付いた。それをもらってバスに乗り空港に向かう。空港で降りて、チェックインしてチケットを受け取り荷物を預ける。フライト状況表を見ると「ontime」になっている。台風は大丈夫なのだろうか。帰りもキティーちゃん飛行機だ。セキュリティーチェックを通る。すると弁当がひっかかった。中に入っているドリンクがダメだとのと。全部出した。時間まで二階で牛肉麺を食べたりして過ごした。搭乗時間が近づいてきたのでゲートに向かう。すると愚弟3号が何かにひっかかった。隅に連れて行かれパスポートが調べられている。何してるんや、と思いながら通ると私もひっかかった。嫁もひっかかった。ま、可愛い係員やったから良かったけど、なんやねんって感じ。
 飛行機に乗って、席に着く。飛び始めてしばらくすると機内食が配られた。見ると切干大根の玉子焼き。旨そう。ちょっとお腹いっぱい。行きもそうだったが、日本人CAが一人乗っている。他は日本語が出来たりできなかったり。機内食を配った後ドリンクを配りに来たが、そのCAは英語で確認していた。またそのCAが私の好み。素敵だ。「juice or tea?」って聞いてきたので英語で「Do you have some beer?」と聞いたら、牛乳が出てきた。「No.I want some beer.」と言ったら「Yes.THis is milk.」と答えた。私の英語も大したことありません。「Beer.」ってもう一度言ったら「Oh.Beer.」って言って手に持った牛乳をしばらく持て余していたが「Can you keep this?」って言って押しつけてきた。ま、好みの顔やからしゃーないけど。ビールももらった。
 到着は20分遅れだった。早めに着いたようだが、そこから旋回を始めた。残り時間5分が急に10分になり15分になって行った。着陸が揺れた。前に座っていた女の子があまりの揺れに泣きだした。怖かったろーなー。なんとか着いて自宅に帰るための交通機関を調べてみる。船は全部欠航。家の最寄り駅までの鉄道も運休していた。復帰はわからないという。JRも一部が停まっているとのこと。とりあえず駅まで移動する。どれもが2時間近く遅れている。愚弟2号に送ってくれないかというと、「鉄道が動き始めたから鉄道で帰れば」というなんとも冷たい返事。はぁ…。最後は鉄道で帰ったけどね。

2012/9/12(水)スズメバチ

 昨日の夕方、敷地内を歩いていたら、蜂が私を警戒するように飛んで来た。この時期、蜂が多く、今までに3つ蜂の巣を除去した。いずれもアシナガバチと思われる。巣の大きさもそんなには大きくなかった。なので、蜂を警戒していた。ただ飛んでいるものに眼をやると、とんぼだったということが多かった。昨日ははっきり蜂とわかった。私の頭の上をぐるぐる回る。顔の近くをかすめるように飛ぶ。なのでちょっと距離を置いて観察していた。すると山茶花の植え込みの方に入って行くのがわかった。周りに2〜3匹の蜂がいたがそれらも警戒を解くとその植え込みに入って行った。そっとその植え込みに近づき覗いてみると、案の定蜂の巣があった。しかもスズメバチ。また蜂が飛んできて警戒態勢にはいる。そのときは既に暗くなりかけていたので大きさまではよくわからなかった。業者に電話する。「今日は無理なので明日の朝に来る」とのこと。翌朝まで待つことにした。
 ちょっと調べてみたら、ハチクマというタカの仲間がおり、これがスズメバチの巣を襲うらしい。ハチクマが近寄るとスズメバチは退去して逃げるそうだ。で、ハチクマは中のサナギや幼虫を食べ、巣を壊して一部を持ち帰りヒナのエサにするらしい。当然ながら我々人間にはそれが出来ない。ハチクマ、飼っておけばよかった。
 朝になり、再度確認してみると結構デカイ。直径15cm以上はある。10時過ぎに業者が来た。場所を確認して宇宙服みないな防護服に着替えた。それからなんやら作業をしていたがよくわからない。10分ほどして巣を持って出てきた。大きさ直径20cm弱と言うところだった。業者によるとキイロスズメバチとのこと。中に20匹ほどのスズメバチの死骸があった。気持ち悪い。しばらくするとエサ取りにでも行っていたのか、外出していたらしき蜂が戻ってきた。巣のあった位置を探しているようだ。業者が殺虫剤をかけた。すると5〜6匹の蜂が植え込みから出てきた。おおお。おそろしい。襲って来ないなら放って置いてもいいのだが…。

このさざんかの木の中に営巣していた。 防護服を着た業者のおじさん。
巣を手に持ったところ。20cm弱くらい。 中の白いのが、サナギ。その下にスズメバチの死骸が…。



2012/9/11(火)モヒート

 先日、長崎に行ったときにとあるホテルのバーに行った。そのバーに「モヒート」があった。モヒートを初めて飲んだのは、近所にあるたまに行くバー。久しぶりに行くとモヒートと言う酒があった。聞いてみるとミントの酒だとのこと。酒屋からのオススメだったようだ。モヒートのいわゆる原液をソーダで割ったものだった。さっぱりしておいしい。ちょうどチョコミントアイスもよく食べている。そのモヒートがそのホテルバーにあった。嫁がそれをオーダーする。そしたらなんと、出来合いを使うのではたくさんのミントの葉を使い作っていた。ベースはラムのようだ。少し飲ませてもらう。旨い。だけどちょっと高い。近所のバーの3倍の値段がする。それでもまた飲みたいと思った。別の店でもあるだろうか?

2012/9/3(月)ピーマン

 土日で長崎に行ってきた。運転手を嫁の用事について行ったのだ。嫁を目的地に連れて行き、その後長崎で1泊するのでホテルに向かった。ホテルに着いて車をおいた後、歩いて長崎駅に向かった。前回、大腸カメラの時にも使ってそのときコンビニを探して電停一つ歩いたのだが、実はホテルの裏にあった。
 駅に付属する商業施設でビールでも飲もうと思い、上のレストラン街に行ったがビールはあるがおつまみ系は17時から。18時過ぎには晩御飯を食べるのできちんとしたものは食べたくなかった。時計を見るとまだ15時。あきらめて浜の町のほうに行った。観光通りの電停のすぐそばに万年筆専門の店がある。そこに入って買物をしたかったのだが、一本浜屋側に「あらこ」と言う店がある。以前BSで居酒屋巡りをする番組があったがその番組で紹介された店だ。その店の開店は16時半から。行って見たかったが、中途半端にしか食べられないのであきらめた。仕方なくあたりをうろつくことにした。2時間くらいあるいたところで開いているショットバーを見つけそこに入ってビールを飲んだ。晩御飯はまず散歩しているときに見つけた、ステーキハウスを目指した。中に入ると、高齢者カップルが3組ほどいた。店の人に声をかけるといっぱいとのこと。次回使えるビール無料券をもらって今度はイタリアンを目指した。そこは以前から気になっていたが、入り口に大将らしきおっさんが突っ立っているのでなんとなく入りにくかった。今回は意を決してはいった。2階に案内された。まだ誰もいない。ビールとワイン、サラダにピザ、シチューを注文した。まあ普通に旨かった。それから移動してホテルの1階にあるバーにはいった。そこで友達を呼び出し、3軒目を紹介してもらうことにした。友達が連れて行ってくれたのは、以前おにーさんだった人がおねーさんになってる人が勤めている店だった。深夜にテレビでCMもやっている。90分飲み放題で3000円。安い。周りを見ると女性だけの客もいる。へー。しばらくするとショーが始まる。これがなかなかすごかった。ショー見て酒呑んで3000円は安い。そこで驚くことがあった。なんとママが嫁の高校時代の後輩だった…。
 翌日、午前中に北京故宮博物院展を見に行った。なかなかキレイだ。以前、沖縄の首里城に行ったときに見た絵となんとなく似ている。それから中華街に行って皿うどんを食べた。日曜日だと言うのに人が少ない。あー、新幹線があればなー。
 嫁はそれからまた用事を済ませに行った。私は一人で3時間も4時間も潰せない。嫁は平気なんだが。で、弟のところに突然押しかけた。結局晩飯まで御馳走になったのだが、弟嫁の作った飯はなかなか旨い。ピーマンの千切りに軽く火を通してそこに炒めたじゃことナッツを掛けたもの。それからかぼちゃの煮物。特にかぼちゃの煮物が旨かった。炒めた感じの豚肉が載っていた。感心した。
 おーい。嫁。ちゃんと旨いって書いたぞ。

2012/9/1(土)チョコミントアイス

 ちょっと前のネット記事に、死刑囚の最後の食事を再現した写真集があると出ていた。アメリカでの話だ。いろいろなものを食べているのだがその中にチョコミントアイスを選択した人がいた。そのときチョコミントアイスを食べたくなった。家に帰るとなんとチョコミントアイスがあるではないか。嫁も、理由は違うが、食べたくなったとのことだった。以心伝心である。そのチョコミントアイスはコンビニの箱入り10本パックだった。なかなか旨い。我が家には欠かせないものとなった。しばらくすると同じコンビニのチョコミントアイスがカップで買ってあった。箱入り10本はラクトアイスだが、カップはアイスクリームだ。確かに旨い。値段は箱入り10本とカップがほぼ同じ値段だ。さすが。
 それからミントビールもいいな、と思い市内の酒屋でミントリキュールを探すが無い。でも、ネットショップで買うまでもないしなぁ、と思っていたら8月が終わっていた。はやくせねば。
 ソニーのナスネを買った。以前PS3で録画が出来るトルネを買ってから便利になった。ただトルネは地上波1チューナーしかない。ちょっと不便だった。ので予約が重なったときのためと、BSを録るために以前買っていたHDDレコーダーも置いていた。なのでちょっとごちゃごちゃしていた。ナスネを買ったことでこれらが解消され、PS3だけで済むようになった。すっきりした。HDDレコーダーはリモコンの反応が悪かった。ボタンもなんかぐにゃぐにゃしてたし。その点PS3は使い勝手がいいように思う。ただ、ソニー製品はソニータイマーが発動するからなぁ…。

2012/8/25(土)ゲーム

 やはりアクションゲームは下手すぎ。

2012/8/18(土)ゲーム

 今、アクションゲームをやっている。おもしろいのでやっているが、元来アクションゲームは下手くそだ。スーパーマリオもピーチ姫を助けたことが一度も無い。よって、よくゲームオーバーになる。するとゲームから「ゲームオーバーが多すぎる」というメッセージをもらってしまった。腹立つ。
 先日、弟の大阪行きの情報に対する対価(お土産)がないと書いたら、メールで「お土産があるので持って行きます」と来た。しかし2週間以上経つのに未だに来ない。不思議だなぁ…。

2012/8/13(月)オリンピックその2

 今朝でオリンピックが終わった。日本は計38個のメダルを取った。金メダルは最終日前日まで、女子4に対し男子1。最終日に2つ取ってなんとか面目を保った感じだった。概しておもしろかった。フェンシング団体の残り2秒からの同点そして延長での勝利なんかは見ていて鳥肌が立った。普通はあきらめる残り時間だけど。
 昨日、嫁が行っていた高校の合唱部OB主催の先生退職記念コンサートがあったので見に行った。嫁も合唱部の所属だったそうだ。第一部が福岡の高校生による吹奏楽。結構上手い。打楽器は全部女子だったがリズムが良かった。最後に炭坑節。なかなかのパフォーマンスだった。第二部はOBとプロによるモーツァルトのレクイエム。焼く1時間の大作。見事に魂が鎮められた。第三部は現役とOBのコラボ。特に宇宙戦艦ヤマトはすごかった。まったくの無伴奏。合唱であそこまで作り上げるとはそれはそれはすばらしかった。最初ほんとに度肝を抜かれてしまって、笑ってしまった。
 途中で紹介があったのだが、宮崎華蓮がいた。遠かったのでよく顔はわからなかったがかわいいんだろうなーって感じだった。

2012/8/11(土)オリンピック

 レスリングや柔道で、銀メダルも銅メダルもどちらも実は1敗しかしていない。しかも銀メダルは最後に負けて終わるが、銅メダルは勝って終わる。なんだかなぁ…。

2012/8/6(火)釜山

 8/2から8/4まで釜山に行ってきた。今年、6月終わりに続いて、2回目だ。当初、私の所属する団体のとある行事に随行する形で行く予定だった。全行程一緒だといろいろとめんどくさいので、自分で飛行機とホテルを予約することにした。釜山だと福岡発が一番便利だ。ネットを見るとエアプサンというのが安そうだった。サイトから会員登録し予約する。その後予約完了メールが来た。旅程確認書を印刷して空港カウンターに持っていけと書いてある。取り敢えず旅程確認書を印刷してみる。当然A4のコピー用紙。本当に乗れるのだろうか?次にホテルを予約する。ネットで探すとプサンナビと言うサイトがあった。ここでホテルが予約できる。他のサイトと比べて若干安いようだ。釜山の宿泊エリアは大きく分けて2カ所あるらしい。釜山中心街と海雲台。海雲台とは読んで字の如し。海の際でリゾート地のようだ。夏なので宿泊料は高いらしい。その後の行程も考えて当然中心部を選ぶ。いろいろ検討し、フェニックスホテルに決めた。現地の人たちはピニックスホテルと呼ぶらしい。プサンナビを通じてホテルも予約した。後から予約確認メールが来た。予約確認書を印刷してホテルのフロントに見せろと書いてある。言われるとおり予約確認書を印刷する。これも当然A4のコピー用紙。本当に泊まれるのだろうか?
 それからしばらくして驚愕の事件が起こった。なんと旅行団の日程が変わってしまったのだ。2日発ではなく7日発に変更になったそうだ。マジ?飛行機はwebでキャンセル不可のチケットやし…。どうする俺?嫁に話したら「飛行機代がもったいないんで行ってくれば?」ではそうすることにしよう。
 出発の2〜3日から九州に台風が近づいていた。天気予報を見るとコースはルートのやや下だった。もしものことがあってはいけないので出発前日に福岡に移動することにしていた。初めは最終の高速船で移動することにしていたのだが、台風の影響を考え一つ早い便にした。私の居住地から福岡までは船を使うのが一番手っとり早い。急いで港に向かう。あれ?いつもある船がない。嫌な予感がする。港の施設に入ると、中は真っ暗。台風で全ての便が欠航になっている。しかたないのでバスを検討する。値段は船が3100円、バスが2900円でバスが少し安いのだが、きついのであまり使わない。確認すると13:00の次が18:00。今は15:00。鉄道を使うことにする。幸い15:20発があった。しかし鉄道だと途中乗り換えで3時間10分ほどかかる。バスだと3時間20分、船で2時間20分。料金もJR特急をつかうので5000円ちょっと。高いし遅いし。しかし仕方ない。予定よりだいぶ遅れて福岡の実家についた。
 出発の日、台風は逸れて問題ない。親父に空港まで連れて行ってもらった。ついたのが2時間20分前だったのでまだカウンターが開いてない。お茶でも飲んで過ごすことにした。レストランに入り、親父がコーヒー、私がビールを頼む。レストランから滑走路が見え、その向こうには国内線のターミナルビルが見えた。最近は、LCCの参入なんかでカラフルな飛行機が増えた。
 2時間前を過ぎたのでカウンターに向かう。並んで待っていると、おにーさんが「こちらにどうぞ」と言った。おねーさんのほうがよかったのだが。A4のコピー用紙と、パスポートを渡す。チケットをくれた。問題無かったようだ。飛行予定時間は35分。手荷物検査を通り、出国の手続きをする。問題なく通れた。目の前に免税店があった。そんなに大きくない。周りを見渡すと他にも免税店が何軒かある。そのうちの1軒には炊飯器が売ってあった。スナックバーみたいなところもあったがそこは免税ではなかった。買うものもないのでゲート近くで待つ。しばらくして案内のアナウンスがあり、ゲートを通って飛行機に向かう。席に着くと思っていたほど狭くない。一番通路側を取っていたのだが、私の列はだれも座っていなかったので窓側に移った。離陸後すぐに志賀島が右手に見える。10分くらい経ったところでベルトのサインが消え、CAのおねーさんが動き回る。コップを差し出される。みかんジュースだった。時間がないのでちゃっちゃと進む。さらに10分くらい経ったところでベルトのサインが点いた。眼下に対馬があった。それからさらに10分くらいで釜山金海国際空港に着いた。早い。東京に行くよりも早い。それから釜山市内に向かった。
 釜山市内では以前あったことのある通訳の人が「木曜日でヒマだから」と相手をしてくれた。最近は大変便利だ。その人とはメールでやりとりしていたのだが、翻訳サイトに翻訳してもらって会話していた。テジクッパが食べたいと伝えていたのだが、テジクッパの店はよく知らないのでと牛テールスープの店に連れて行ってもらった。おねーさんはアガシ、おばさんはアジュマと言うらしいがアジュマは棘のあることばらしくイモ(お母さんの姉妹と言う意味らしい)と呼んだほうがいいと教えてくれた。まずビールを注文する。日本のビールもあるが高い。当然、韓国のビールを選ぶ。韓国でよく目にしたのは、CASS、HITEそれとOBの種類。CASSと言うビールにした。食事は肉入りのテールスープ。韓国では食事を頼むとキムチやナムルが無料で出てくる。これらが結構旨い。まずはこれらをつまみにビールを飲んだ。しばらくするとグツグツ煮立ったスープと金椀に入ったごはんが運ばれてきた。もちろん金箸、スプーンを使って食べる。まずスープを啜る。塩気がまったくない。この店では自分で塩気を調節するそうだ。塩を入れる。もう一度啜ってみる。旨い。肉も食べる。旨い。肉を全部食べたところでスープにごはんを入れる。旨い。
 夜は日本式の焼鳥屋に行った。外国に行ってまで日本食を食べるというのはすごく嫌なのだがどんな店か興味があったので入ってみた。反日感情が強くて、流行らないんじゃないか?と聞いたら、若い世代はそんなことはない。結構流行ってる、との答えだった。生ビールがあったがスーパードライだった。値段は500円弱。日本とあまり変わらない。いろいろ食べたがまあ日本的。客も結構多かった。
 ホテルはチャガルチ市場のすぐ近所。なので大変便利なロケーションだが、大通りに面しているため車のクラクションがうるさい。韓国(釜山?)の人はすぐにクラクションを鳴らす。
 テレビは。NHK−BSが放送されている。他のチャンネルはドラマか映画かオリンピック。テレビに出るおねーさんはすべからく美人である。驚く。
 翌朝はあわび粥を食べに行った。15000ウォン。1000円くらい。やっぱりちょっと高い。うろちょろするのも暑いのでホテルに戻り、テレビを見てた。これがなかなか面白い。いつの間にか寝てしまっていた。目が覚めたら4時過ぎ。夜はホルモンを食べに行くことにした。店に行く。ホルモンとビールを注文した。ホルモンも結構高い。1人前で28000ウォン。2000円弱。ホテルに帰る途中、ミルミョンの店があった。お腹いっぱいだが、次に来られるかわからないので食べてみることにした。ミルミョンは、冷麺とは麺が違うだけのようだ。小麦粉だけの麺。食べてみると旨い。
 最終日は早い飛行機だったので朝起きてすぐに空港に向かった。チェックインを済ませた後、朝御飯を食べに韓国料理店にはいった。豚チゲを注文して食べた。辛い。汗が半端なく出る。でも旨い。
 出国審査が終わり、ゲート前に行くと飛行機が遅れるとのこと。出発時間がわかり次第、放送すると言っていた。女性係員の大体どれくらい遅れるのか聞いてみることにした。結構美人だ。「福岡行きはどれくらい遅れるの?」彼女は苦笑いで顔を少し傾けた。日本語ができないのだ。そしたらなぜこんなところに立っているのだろう? 「Fukuoka、Delay?」「Delay」「How many times delay?」ほんとうは何分、何時間くらい?と聞きたかったのだが「一体何回遅れてるの?とクレーマーみたいなことを聞いてしまった。で、慌てて「How long?」と聞き直して、3本指立てて「30minutes?」と聞くと「30minutes」と答えてくれた。30分あるならと、ビールを買いに行った。コンビニが向こうのゲートの前にある。そこでビールを買う。円とウォンとドルが使えるそうだ。ビールを買って搭乗ゲートの前のベンチに座っていた。すると目の前にエアプサンの3人のCAが坐った。このCAたちも福岡に行くのだろうと思い、彼女たちが動き始めたらこちらも動けばいいと勝手に思い込んでしまった。するとまわりがちょっとざわついた。振り返ると登場は始まっていた。別の飛行機のCAだった。トイレに行きたかったが他の乗客に迷惑を掛けられないので急いで飛行機に乗った。
 結局1時間遅れ。飛行機に乗ってめっちゃトイレに行きたくなった。ベルト着用のサインが消えたのでトイレに立つとまだ飛行機は僅かに上昇中だった。こけるかと思った。
 家に帰ると妻が一言。「にんにく、くっさ〜」

2012/7/31(火)天ぷら

 先日、嫁がお世話になっている医院の院長先生からお中元をいただいた。鹿児島出身ということもあってか、いつも天ぷら(さつま揚げ)を下さる。その天ぷらが旨いのだ。中に具が入っている。にんじんが入っているものが特に旨い。

2012/7/28(土)焼鳥

 昨日、買物をしてたら焼鳥が食べたくなったので、焼鳥にすることにした。手羽先、皮、ズリ、やげん、せせり、鶏ハラミ。鶏ミンチ。手羽先は包丁で数カ所切り込みを入れる。皮は脂を取り、適度な大きさに切る。ズリも食べやすい大きさに切る。鶏ミンチは、胸とモモを等量混ぜそれに皮から取った脂を少量混ぜ、塩コショウを振りかけ、よく練る。
 次に炭を熾す。網がよく熱せられたところでまず手羽先を焼く。しばらくしてひっくり返す。皮目がパリっと焼けている。切り込みから脂が落ち、烟が上がり、じゅーじゅー言っている。その烟が手羽先にまとわりつく。焼けたころを見計らい食べる。熱い。めちゃめちゃ熱い。しかし旨い。ハフハフ言う。香ばしい。炭焼きには燻製の効果もあるようだ。次につくねを焼く。ゆっくりと丁寧に焼く。火もあまり強くならないように。さもないと焦げてしまう。焼き上がったと思われるところで食べてみる。程よく焼けている。が、鶏肉と塩コショウだけなので、ちと固い。嫁からは「卵を入れたら?]と言われた。テレビでやってたのを試して見る。塩焼きつくねを生ピーマンに載せて齧るというもの。旨い。確かに旨い。うー良かった。
 2号が、大阪に行くので飯食う場所を教えてくれと言われた。そのときちょっとヒマだったのでかなり長文のメールを送った。明治軒のオムライス→ココナッツクラブのロコモコ→天下一品のこってりラーメン。昼飯食べる時間があればカレーうどん定食。その中で、まず明治軒のオムライスに行ったらしい。旨かったとのこと。その後、ココナッツクラブ
にも行ったらしい。オムライスを食べた後なのでロコモコはちょっとキツイかもしれないがねぇ…。その後、天下一品にも行かずにホテルに戻ったらしい。しかしまぁなんともったいない。旅行とは食事だ。そして時間があれば観光をする。食事をしない旅行なんて、東京ディズニーランドに行ってエレクトリカルパレードを見ずに帰るようなもんだ。そこでしか食べられないものを食べるのが旅行の第一義だ。最終日の昼にカレーうどんを食べに行ったらしい。カレーうどんの写真を送ってきた。やはり旨そうだ。いろいろカレーうどんを食べたが、桜橋のあそこのが最高だ。食べに行きたくなってきた。空港で551のシューマイを買うことも教えたら、それも買ったそうだ。
 これだけたくさんの情報を渡したのに、お土産がない。

2012/7/28(土)ラーメン

 本日、驚愕の事実が判明した。地元で二番目に好きなラーメン屋が閉店していた。数日前、昼間なのにのれんが出ていないのでおかしいなと思っていたのだが、今日店の前を通ると「貸店舖」の張り紙が…。また一つ地元らしさを出すラーメン屋が無くなった。残念。

2012/7/20(金)つばめ

 この前、飼っているネコにエサをあげようと部屋に入ったら、なんか上側が赤くその他の大部分が黒い物体があった。よく見たらつばめだった。おおお。おそろしや。

2012/7/19(木)ビフカツ

 大腸カメラの時に、十二指腸にちょっとできものがあるとのことで、組織を取って検査に出していた。その結果が出たとのことで長崎まで行ってきた。目的地の近くで、「牛かつ」と書いてある看板があった。昼はここにしようと決めた。診療所にはいり、診察を待つ。大腸カメラの後の話では大したことはないと思うけど一応検査に出します、と言われていたので、そんなにビビってはいなかった。名前を呼ばれて診察室にはいる。すっと紙を出される。そこに「ガン」と書いてあったので一瞬ビビったが、医者から「単なる炎症でした」と説明され一安心。支払を済ませ病院を出た。そこでまず嫁に電話。なんの問題もなかったと伝えると「昼御飯は何にするの?」と聞かれた。取り敢えず「これから探す」と答えた。この時点で牛かつのことをすっかり忘れていた。場所は県庁の近所。付近を歩いて探そうかとしたところ嫁から「焦るな。腹が減ってるだけなんだ」とメールが来た。「孤独のグルメ」での主人公のセリフだ。その瞬間牛かつを思い出した。付近を探して歩く。見つけた。中にはいる。まだ11:30なので客は少ない。おっさんサラリーマンのグループがビールを飲んでいた。席に着きメニューを出される。レギュラーの牛かつが1260円、いい肉の牛かつが3150円。レギュラーを頼む。しばらくするとサラダが来た。トマトとアルファルファ、バミセリのサラダ。バミセリが旨い。すぐに平らげてしまった。そしてメイン、ごはん、味噌汁が来た。かつは赤々としている。レアだ。付け合わせで揚げた野菜がついていた。よく見ると一番下に3mm幅くらいにスライスした食パンが敷いてある。「最後にカツサンド風にどうぞ」しまった。サラダを残しておけばよかった。かつは柔らかい。大阪で食べていたビフカツとはちょっと違う。旨い。ソースはケチャップ+ウスターソースと味噌風味の二種類。今回はケチャップソースで食べた。最後にカツサンドを食べて終わり。旨かった。
 ちょっと前に、代行のおっちゃんから釣ったさばをもらった。小さいさばだ。大きくても15cmくらい。結構な量だった。半分をから揚げ、半分をコンフィにした。まずさばの頭を落して腹を開く。作業を進めていくうちになんか蠕動運動みたいな動きをしている白いものがあった。よく見ると、虫だった。うねうね動いている。3cmくらいのたこ糸みたいな感じ。これがアニサキスだろうか。他のさばからも出てきた。これが体内にはいると、内視鏡なんかで摘んで取らないといけないらしい。おおお。おそろしや。

2012/7/16(月)冷しラーメン

 この3連休(といっても私は日曜日だけなのだが)、熊本に行き、阿蘇を走るビール列車に乗る予定にしていたのだがこの豪雨でビール列車が中止となった。本当にひどい雨だった。我が居住地でもかなりの量の雨が降った。先月末の雨ではお城の石垣が崩れたが、今回は幸運なことにそのようなこともなかったようだ。
 雨が降っているときは、わりと涼しいが窓を開け放つことができない。雨がやむと途端に暑くなる。インスタントラーメンを使って冷しラーメンを作ってみることにした。まずは出前一丁。いわゆる豚骨系での冷しラーメンはなんだかなので最初は醤油ラーメンで試してみた。麺は湯掻いて氷水で冷やす。スープはごく少量のお湯で溶かしこれにも氷水を足す。スープの量は通常の温かいときと同じくらいの量だったが、かなり薄い感じがした。次にサンラータン麺で試してみる。これは旨かった。
 Huluであまりにも面白かったから「勇者ヨシヒコと魔王の城」をアマゾンで買った。アマゾンでものを買うと「前回これを買った人にこれをオススメしてます」メールが来る。これが結構せからしい。「勇者」を購入した後も当然来た。その中に「孤独のグルメ」ってのがあった。ネットで調べてみると酒を飲まないおっさんサラリーマンが、昼食や夕食を食べると言うドラマとのこと。面白そうなので、見てみようと思ったがそのときにはHuluになかったのであきらめた。が、一昨日、何気なく眺めていたら、それが追加されていたのでさっそく見た。初回は焼鳥屋。酒を飲まない人が夕食に焼鳥屋に行くってすごい設定だなとは思ったが、面白かった。焼鳥の種類を聞くと7種類の塩焼きのみ、とのことでそれをすべて注文する。ねぎま、手羽先、皮、レバー、つくね、軟骨ともう一つ、これも鶏系のもの。九州地区だと必ずバラがはいるのだが、関東地方の焼鳥屋には無い。焼きとん屋と言うのが存在したりする。この7本の焼鳥を実に旨そうに食べて、そして旨いって思うだけのドラマ。後ろの席に会社帰りの集団が坐って生ビールを頼むがビンしかないと言う。私はめんどくさいのもあって生ビールを注文するが、店によってはめっちゃくさかったりするので、本当はあまり好きでは無い。どちらかというとビンの方が好みだ。それから隣に常連らしき人が座り、つくね3本とピーマンを注文する。すると、なんとピーマンが生で出てくる。これにつくねを載せ、少し潰して食べる。旨そう。今度してみたい。ドラマに出てくる店は実際にある店を使ってロケをしているようだ。つくねをピーマンに載せて食べると言うのは、実際に客がしたことらしい。近いうちに焼鳥屋に行こう。

 昨日、大隣投手が今シーズン3度目の完封。現時点で松田選手が首位打者、大隣投手が田中まーくんに続き防御率2位。時代は変わったなぁ…。そう言えば、摂津投手って加藤シルビアアナに似てるよなぁ。

2012/7/6(金)フェイスブック

 昨日の朝、フェイスブックからメールが来た。友達リクエストだ。開いて見ると、全然知らない若い20代前半の女性だった。うちの親父であればすぐに友達になるのだろうが、私は怪しげなやつとは友達にはならない。なのでお友達人数が少ないのだが…。で、彼女のプロフィールを見て、あれ?と思った。彼女には友達が一人だけいたのだが、その友達の名前が私と一緒なのだ。不思議に思いながらも、一度閉じた。帰る前にもう一度彼女のプロフィールを開いてみた。すると、友達が20人いたのだが、なんとその友達の名前が字は違えども全員、私と名前が同じなのだ。

2012/7/4(水)トマトクリームパスタ

 昨日(火曜日)、胃カメラ健診と大腸カメラ健診に行ってきた。立場上、健康に留意しなければならない。嫁から一度受けたほうがいいと言われてもいたので受けることにした。しかし私は一度胃カメラを試したが結局飲むことが出来なかった。嫁は今回が3回目で「大丈夫。鎮静剤を打つから。気がついて『今からですか?』って聞いたら、『もう終わってます』って言われたくらいやから」この言葉を信じた。
 病院からの案内用紙には前日、つまり月曜日から食事の制限を行うように書いてあったが、日曜日の夜から行うことにした。
 日曜日、昼までは通常通り食事をする。夜、軽くおかゆだけにした。
 月曜日、朝、冷凍ごはんをおじやにした。昼は素うどん、夜は朝のおじやの残りにさらに水を入れて炊いたもの。結構空腹を感じる。夕食後、診療所最寄りの宿に向かった。前日の21:00〜22:00に下剤を飲まないと行けないので早めに移動することにした。当初は着いてから映画を見に行く予定だったが、21:30〜23:30だったのであきらめて宿でテレビを見ることにした。駐車場に車を停めて、宿に向かう。その前にコンビニに寄って焼酎を買うことにした。行く途中、うどん屋だのラーメン屋だのお好み焼き屋だのがありいい匂いをさせている。空腹感を強く感じる。
 焼酎を買って、宿に入った。宿ではwifiがつながるとのことなので、タブレット端末を持って行っていたがwifiにはつながっているがネットにつながらない。ネットで映画でも見ようと思っていたがあきらめて、テレビドラマを見た。焼酎を呑むと、空腹からか割と早く酔っぱらう。やることないので寝た。
 翌朝、病院に向かう。嫁がちょっと早すぎたかもと言う。8:30集合だったが着いたのは8:10だった。しかしもう何人か待っている。受付名簿に名前を書く。8:30過ぎて呼ばれた。問診される。その後診察室に呼ばれ医師の診察を受ける。胃カメラの経験を聞かれたので、一度したが飲めなかったと答えた。
 次に8:45ごろ呼ばれた。今回胃カメラ、大腸カメラをする4人が別室に集められた。公正メンバーはおばちゃんが2人と我々夫婦。荷物を所定のロッカーに入れ、ナースから説明を受ける。「今から説明しますね」と、やはりいた。話を聞かないおばちゃん。必ずどこかに、そしてどこにでもいる。セットで置いてあった長さ3cm幅1cmくらいのプラスチックできた物体を、紐が着いていたので首からぶら下げていた。「すみません、これ何ですか?」ナースは「はい。後から説明しますからね」と答え、順番通りに説明を始める。まず2ℓの下剤が入っていると思われる液体を、10分毎にコップ1杯ずつ飲む。1.3ℓくらいのところに青いテープが貼ってあり、「ここまで来たら、これ(おちょこくらいの大きさの入れ物に白い液体が入っている)を飲んで下さい。これはお腹の泡を消す薬です。ここ(1.5ℓのところに赤いテープが貼ってある)までは必ず飲んでください。それから2回目のトイレが済んだら、これ(さっきのおばちゃんが聞いた物体)ナースコールになっていますので、これを押してナースを呼んでください。便を確認します。OKの人から順次検査となります」
 以上の説明を聞いて、まず1杯目をコップに注ぐ。「いま8:50ですので、ここをスタートとして10分おきに飲んでくださいね」と言って部屋を出て行った。飲んでみると、レモン風味だがちょっと塩分のきついスポーツ飲料のような感じだ。あまりおいしいとは言えない。ぐっと飲み干した。大体4人とも同じタイミングだった。すると話を聞いてないおばちゃんがすぐさま2杯目をついでいる。私は思わず「まだ早いですよ」と言った。するとおばちゃんは「ついでおくだけです」と答えた。が、案の定、液体をすぐさま飲み干してしまった。液体をがぶ飲みしている。薬なのでタイミングが重要な気もするのだが…。で、一気に1ℓくらいのところまで飲んでしまった。さすがにその後はペースが落ちた。それからしばらくがんばって飲んでいたが、一度もトイレに行かない。ナースから「トイレに座ってみれば?」
 半分くらい飲んだところで最初のトイレに行った。まだ、多少身が出てる。これが完全に液体にならないといけないとのこと。それからすぐに2回目に行った。液状にはなっているが、ナースは呼ばなかった。1.3くらいのところで3回目を行った。完全に液体だと思ったので呼んだ。すると「まだですね」と言われた。結局5回目でOKをもらった。所要時間1時間半くらい。普段から快便なのが功を奏した。検査室に移動し、専用の衣装(と言っていいのか?)に着替えるように指示を受けた。後ろに穴が開いている紙製の下着とホテルのパジャマみたいなもの。それに着替えて説明を受ける「ではこの薬で3回うがいをします。これはのど周りをしびれさせる薬です。今はカメラも細いし、麻酔もするので、たぶん大丈夫ですよ」そう言われ、うがいを3回した。口と喉の境目あたりがしびれてくる。「しびれてきましたか?」しゃべるのがきついのでうなずいた。「わかりました。じゃ嚥下反応をテストしてみましょう」と言って、カップ型アイスクリームを買うと着いてくる木で出来たさじを3倍くらいの大きさにしたものを口の中に突っ込む。「おえっ」「あー難しいかもですね。でも鎮静剤を打つから大丈夫でしょう」
 次に検査台に横になる。ナースがカメラの準備を始める。別のナースが点滴をする。口が完全に動かなくなる。唾液が口に溜まるので飲み込む。するとのどが機能不全に陥っているので変なところに入りむせる。おおお。誤嚥だ。口に器具を突っ込まれる。「それでは鎮静剤を打ちますね」しばらくするとぼおっとしてきたが意識が無くなったわけではない。横を向けと言われる。シリをめくられて、注射を打たれる。何年ぶりだろう、シリに打たれるのは。
 過程はよくわからないが結局は口から入れるのをあきらめたようだ。口から入れることにトライしたかどうかはわからないが…。鼻に異物を突っ込まれた。かなり痛い。しばらくしてカメラを抜いたが、あんな長いのが入っているとは。
 相変わらずぼぉっとしているが意識が飛んでいるわけではない。今度は肛門付近に痛みが走った。なんか異物が入っているのがわかる。すると起きているのがわかったのか、医師が説明を始める。「ここに小さいけどポリープがあります。取りますか?」と聞かれたのでよく回らない口で「いいえ」と答えた。取るとしばらく激しい動きや旅行が出来ない。今度の土曜日所用で遠地に行かなければならないのだ。「その灰色の小さいのがポリープですか?」と聞くと「違います。便です」との答だった。あれだけ出してもまだ便が残っているとは…。
 検査後、1時間ほど別室で横になった。次がもう一人のおばちゃんでその次が嫁。話を聞いていないおばちゃんは結局最後だったようだ。なんとか出たのであろうか。
 最後に診断を受ける。「大腸のポリープは今すぐ取る必要はない。来年来たらそのときにとってもいいでしょう。胃のほうは大したことは無いけど、ちょっと気になるところがあるので生検に出します。2週間後に来てください」と言われた。なんにしてもそう大したことはなさそうだ。しかし鼻がおかしい。なんか奥に異物が残ってる感じがする。
 検査後の食事は、「軽く。たくさん食べると胃がびっくりして痛みだすかも」と言われたが、主治医がOKと言うのでパスタを食べた。ベーコンときのこのトマトクリームパスタ。これが旨かった。

2012/6/27(水)生レバ

 来月から、生レバを食すことが禁止になる。レバーを生で食べられると言うことで提供することが出来ない、とのことだ。レバーの内部にも食中毒を起こす菌がいるから、とのこと。なので今は焼肉屋が禁止特需沸いていると言う。禁止するのは、ま、いいとして、なんだかおかしな感じがする。なんだか議論がとんちんかんだし、なによりもおかしいのが、危険なのだが即禁止にしないことだ。不思議でならない。危険なら即禁止にすべきであろう。我々には国民の食の安全を確保する必要があると言ってるのにだ。法律なんかの規程があるのかもしれないが、禁止になるまでの間に生レバを食べて食中毒を起こしたらどうするのだろう?それは食べた人の責任だ、提供した店の責任だというのであればなぜ禁止をする必要があるのだろう?不思議でならない。
 今日は、焼肉を食べに行く。生レバをたらふく食べて来る。

2012/6/25(月)韓国

 金曜日から2泊3日で韓国に行ってきた。目的は私の所属する団体の当地支部と友好提携している韓国国内の支部の例会に参加することと、その団体の世界大会への参加だ。居住地からバスで福岡に向かいそこからビートルに乗って釜山に渡るという旅程だ。
 出発前夜、韓国に一緒に行く仲間から「嫁さん孝行しておけよ」と言われていたので、ある言葉を嫁に掛けてみた。「免税店で何かお土産を買って来ようか?」すると嫁は「(あなたはセンスが悪いので)買って来なくていいから、代りに免税店に行く時間をくれ」さすが嫁だ。
 翌朝4:30に起きて最後の準備をする。パスポートの確認。これだけは絶対に忘れられない。そして5:00に嫁を起こし、待ち合わせ場所まで送ってもらう。「化粧してないからすぐに帰るね」と言い、私を降ろすとそそくさと帰ってしまった。他にも奥さまに送ってもらっていた人もいたがみんな同じことを言っていた。
 バスの出発前に人数の確認をする。一人いない。電話すると既に福岡にいる、連絡済とのこと。あらら。ほとんどが確認できていなかった。それと財布がないと騒いでいるおっさん。こんなちょっとしたトラブルがあり予定より30分ほど遅れて出発した。道中、朝食を買いにコンビニに寄った。おにぎりとアサヒのレッドアイを買った。レッドアイとはトマトジュースベースのビールカクテルだ。本来は生卵も入っているのだが当然これには入っていない。一口呑む。これがなかなか旨い。朝の迎え酒にちょうどいい。その後、朝早いこともあってかすぐに寝てしまい、目が覚めたら福岡だった。
 博多港で30分ほど待ってから船に乗り込む。船は2階建てだがさほど大きくない。その2階席に乗り込む。この船、停まっている間はかなり揺れる。船が出る前に我々旅行団の団長のおっちゃんがへたってしまった。
 博多港から釜山港まで約3時間ほどの船旅だ。船員は韓国人と日本人が半々くらい。客はほとんどが団体の世界大会に向かう日本人だった。350cc缶のビールが150円ほど。やることないので呑む。船は出てしまえば揺れはだいぶ減る。
 釜山港が見えてきたころに電話の電源を入れた。海の上はどうせ使えないし、電池ももったいないので切っていたのだ。入れた途端、電話会社からメールが来た。このままじゃ利用料が高いし、使えないかもしれないので接続を韓国のこの業者に換えろと言う内容だった。指示通りに変更する。驚くことに電話もできるし、メール、サイト閲覧も普通にできる。釜山に行っていることを知らない母親からもかかってきた。3日間で8000円ほどだった。
 釜山についてからバスに乗り込む。まずは昼食場所に向かう。釜山で有名なプルコギの店だそう。プルコギとごはん、キムチ、ナムル、チジミ、蛸の踊り刺しを食べた。概して旨い。日本人観光客相手だからかキムチがそんなに辛くない。飲み物はCASSと言う名前のビール。これが薄い。バドワイザーよりも薄いと言う人もいる。そこまではと思ったが薄いのは薄い。ビールはすぐに辞めて、マッコルリに変更。これは本当に旨い。プルコギは焼肉とすき焼きの中間のような感じ。これも旨い。
 店を出た後この旅行の最初の目的地、浦項に向かう。釜山から北に車で2時間ほどの距離だ。途中慶州のサービスエリアに寄った。ここでペットボトルのマッコルリを買う。韓国で買物をすると慣れるまで値段を見ると驚く。このペットボトルのマッコルリも8000ウォンだが日本円で200円ちょっと。かなり安い。横の食堂に入ってメニューをのぞいてみた。なんとうどんの写真がある。そこで字を見てみる。ハングルはよく分からないがアルファベットで「UDON」と書いてある。おおお。でもなんか違和感がある。オプションでのっているものが日本のとはなんか違う。ちび太のおでんみたいなのが乗っていたりする。メニューの中にジャージャー麺と言うのがあった。茹でた麺に黒い味噌餡みたいなのが乗っていた。さっそく注文して食べてみる。2000ウォン。140円くらい。麺は結構柔らかい。しかし煮すぎて延びたと言う感じではない。黒い味噌餡は、卵を入れた全然スパイシーでないカレーみたいだった。ま、こんなもんでしょう。しかしそんなに不味くもない。
 浦項についてホテルにチェックインする。部屋がかなり広い。感心していると通訳がドアを叩く。「すみません。部屋が違っていました。広過ぎました」???よーわからんが違うならしゃーない。部屋を移動すると前の部屋とあまり変わらない。???ま、いっか。しばらくすると現地支部の人が迎えに来てくれた。例会の会場は結婚式場みたいだ。19:00から式が始まる。うちの例会と違いかなり盛大だ。金がかかっている。長いあいさつが続く。それから表彰されるらしき人が前に呼ばれて、会長から楯やトロフィーなんかを手渡されている。なんだか長い。結局1時間半を要した。20:30より食事が始まる。あまり旨くない。こういうところは日本も韓国も同じだ。しばらくしてから2次会会場であるカラオケ店に赴く。しばらくカラオケを歌った後、ホテル近所に食事の用意をしているというのでそこに向かった。ホテルからちょっと離れたところで車を降りて店に向かう。すると向こうから先ほどの例会にいた女性が歩いてきた。一緒に呑もうと声をかけたら、こちらのことは認識したようで、「英語がしゃべれるならいいかも…」みたいな感じだったので、プッシュしたのだが、「やっぱりダメ」と言われてしまった。残念。ロケーション的にはビーチの横に道路がありビーチに向かうようにしてさまざまな、主には海鮮焼きの店が出ている。時間は既に11時を過ぎている。にもかかわらず、小学生くらいの子供がぎゃーぎゃー言いながら走り回っている。すごいところだ。しばらく貝焼きを楽しんでホテルに戻った。
 翌朝、通訳の女性がドアをどんどん叩いて「朝御飯に行くから早く出ておいで」と言う。ホテルの裏手に食堂がありそこで朝食を食べるようだ。ものは既に注文してあった。牛のチゲクッパ。これが旨い。韓国では飯を汁に浸して食べる。日本ではお行儀が悪いと怒られる行為が、韓国では普通の行為だ。私も真似てみる。旨い。ご飯を食べしばらくしてから釜山に移動する。昼は初日の昼と同じ場所だ。前日に一人がカメラを忘れたのでそこで食べることにした。ここで、韓国で初めて冷麺を食べた。かなり麺が細い。が、かみ切れないほど弾力がある。旨い。ここでもやはりマッコルリを呑む。食事後ロッテホテルに向かう。生まれて初めてのカジノの経験だ。入場時にパスポートを渡し、券を作ってもらう。それから換金してルーレットをした。やはり私は博打はできない。まったく面白くない。途中で辞めて、外を散歩した。 晩御飯は、市場みたいなところで食事。まだ動いている蛸を食べた。結構旨い。次に出てきたのがユムシ。人の指の太さくらいのミミズみたいなもの。これもまた意外と旨い。コリコリしている。ここでもマッコルリを呑む。
 最終日の朝、時間の都合で食事がなかった。仕方ないので近所のコンビニに行った。日本と同じおにぎりが普通に売ってある。パッケージを見ると、牛の絵が書いてあるものと、白菜の絵の書いてあるものがあった。白菜の絵の書いてあるのを選んだ。食べてみるとこれが辛い!キムチだった。考えたらわかる気がするが…。それから世界大会の会場に向かう。いろんな国の人がいる。しばらくしてから昼食会場に移動する。ロッテホテルの近所のサムゲタン屋。これが旨い。ここでもマッコルリを呑む。何人かはカジノに向かったが、私は射撃場に向かった。3年前の事故で少しは怖かったのだが、余計に安全管理ができているだろうとのことで行ってみた。料金は基本10発単位だが、セットコースが用意されている。私のコースは38口径、357マグナム、9mm、45口径の4種類計40発で140000ウォン。約1万円。9mmはなんとワルサーP38。ルパンと同じ。実際に撃つとこれが結構な反動が来る。とても片手では撃てない。45口径は顔に火薬の煤が当たり、ちくちく痛い。その後少しだけカジノにより、定番のおみやげ物屋に行った。韓国製の長崎ちゃんぽんと安城湯麺を購入した。長崎ちゃんぽんを食べてみたがこれが辛い。めちゃめちゃ辛い。びっくりした。

2012/6/18(月)天ぷら

 先日、嫁の高校時代の同級生の方たちと呑む機会があった。非常に楽しい時間であった。特に幼なじみの方は最近では珍しく昭和プロレスの話ができる。それが非常に心地よい。プロレスは八百長だ、ショーだ、だからつまらない、その点ボクシングは本気だ、だからボクシングのほうがすばらしい、とすぐに言う輩がいるが、こういう人たちは物事の本質と言うものがまったく見えていない。ショーだとかリアルファイトだとかはどうでもいい話なのである。目の前で繰り広げられる技の応酬を見て何かを感じるだけでいいのだ。嫁も今はそこを理解しているようだ(と信じたい)。そう言うことを理解している人と話すのはとても楽しい。
 その方と呑みに行くときは店が決まっている。天ぷら屋だ。その店は衣はちょっと厚めの固めなのだが旨い。ここでは鶏や豚なんかも揚げてくれる。私たちが店にいる間、とっかえひっかえ客が来る。大変繁盛しているようだ。お友達の一人がカレーを注文した。そこは金曜日に激辛カレーをつくり、余ったら土曜日でも出してくれる。私はまだ食べたことがなかったのだが、なんか旨そうだ。その日は昼にカレーを食べたばかりだった。いろいろ逡巡したが結局注文した。大変辛い。が、旨い。御馳走になりました。

2012/6/16(土)福岡

 私は福岡市生まれだが、まもなく福岡市在住期間とそれ以外在住期間が同じになる。今は、現住地県民という意識が強くなってきている気がする。ラーメンも博多ラーメンは嫌いではないが一番ではない。どちらかと言うと味噌ラーメンのほうが好きだ。今は、現住地のご当地麺類が一番好きである。
 今日のニュースの中でいくつか気になるのがあった。一つはあの宗教団体関連のニュースだ。つい先日街に行ったとき、交番に貼ってあった手配写真をみて、「まだ2人も捕まっていないんだなぁ」と思った。その時点ではまだ女性元信者も捕まっていなかった。で、そう思った次の日に女性元信者が捕まった。驚いた。そこから最後の手配者も捕まった。17年。長いなぁ。
 もう一つは、AKB48のメンバーの件だ。AKBに入った後、AKBの掟で恋愛禁止にも係わらず男性と一時期お付き合いしていたと言う件だ。それを男性が週刊誌にしゃべるわ写真出すわで問題になった。しかしなんでそんなことしゃべるのであろうか。売り込みなのかどうかは知らないがちょっと節操無さ過ぎではなかろうか。以前もめだか兄妹や怒り新党総裁秘書にも同様なことがあった。そう言えば獅子軍団のエースは引っかかってたなぁ。しかしそれよりも気になることがあった。なんとそのメンバーに対する罰としてHKTに移籍が決まったのだ。悪いことをした罰としてHKTに移籍。つまりは遠島処分、流罪ということだ。江戸時代で言うと八丈島みたいなもの。ここまであからさまに地域差別をやるとは…。しかも天下のAKBが…。確かに昔から地域差別みたいなものは感じていた。東京で「どこ出身?」と聞かれて「福岡」と答えると「へぇ。九州から」となる。「広島」と答えて「中国」とか「山陽」とかで括られたのを私は聞いたことがない。下関でさえそうだ。やはり地続きでない、海を隔てているというのは大きなことらしい。同様に松山、高松も「あ、四国から」となる。地続きでも差別されているところがある。東北地方だ。仙台は「東北」でくくられることが多い。陸奥(みちのく)とは「道(みち 東海道や中山道)の奥」と言う意味らしい。「月日は百代の過客にして」で有名な松尾芭蕉の「奥の細道」の「奥」も同じ意味だ。ううう。そう言えば昔こんな話を聞いたことがある。朝の全国放送のバラエティに天気予報がある。先に全国の天気予報をやってそれから各都道府県のそれをやる。その際映像、音声が切り替わるが当然東京地方は切り替わらない。全国の天気予報をやっている人がそのまま東京地方の天気をやる。なのでそのテレビを見ている人は全員東京の天気予報を見ていると思っていたとのこと。普通に考えたらそんなはずはないのだが…。

2012/6/7(木)勇者

 20年弱ほど前、ガンズアンドローゼスと言うバンドの日本公演の模様がWOWOWで放送されるということだったので、それをきっかけにWOWOWに入会した。それ以来ほとんど見ないのだが、たまーにかなりレアの番組を放送するので退会できずにいる。最近そのWOWOWがモバイル端末向けにオンデマンドで番組を無料で提供するということになった。海外ドラマ好きの嫁は「こんなんがあるから入りたい」と言ってきた。嫁はこういうのを好む。気がつくとhuluにも入っていた。huluはiPadで見ることができるが、PS3でも見られる。先日何気なくPS3でhuluを扱っていると「勇者ヨシヒコと魔王の城」と言うドラマがあった。先日のyahooニュースで「テレ東の深夜枠なのに続編決定!」みたいな記事があったのを覚えていたので、見てみた。これが面白い。3日ほどで全12話みてしまった。

2012/6/6(水)金星の太陽面通過

 このところ天体ショーが続いている。残念なことに日食と月食は雨が降ったせいで見ることができなかった。今朝は気持ちよく晴れていた。私が先に居間に降りテレビを見ていると、後から嫁が降りてきた。そして居間に入った瞬間、思い出したのだろうか「太陽、太陽」と叫びながらドタバタ走り回っている。金星の太陽面通過を思い出したようだ。日食のときに見られなかった腹いせで放り投げた太陽観察用オペラグラスを探しているようだ。しばらくすると「見えた、見えた!」とこれまた叫びながら階段を駆け降りてきた。太陽観察用オペラグラスを借りて太陽を見た。確かに太陽の左下半分にほくろのような点が見える。金星の太陽面通過は見ることができた。よかった。

2012/6/4(月)映画

 先日映画を見に行った。古代ローマ人が現代日本にタイムスリップすると言う内容だ。いくつか文句はあるのだが概して面白かった。この映画、地続きの街と海の向こうの街の2カ所で見ることができた。どちらに行くにしても酒を呑むので公共交通機関を利用する。海の向こうだと当日中に帰れないので今回は地続きの街に行くことにした。驚いたことに同じ県の地続きの街に行くより違う県の海の向こうの街のほうが交通費が安いのだ。海の向こうは最安で1000円ちょっとで往復できるが、地続きの街はローカル私鉄が約1500円、JRが約500円、特急料金が300円で片道約2300円。往復すると5000円近くになる。高い…。

2012/5/28(月)法事

 昨日、祖母の四十九日法要があった。四十九日も49日と書くとなんか重みが無くなる。四十九日法要に出席するために土曜日の夕方から実家に帰った。聞くと2号は嫁が運動会なので来られないと言う。3号はソフトボールの大会とのこと。なので2号も3号も当日会場に直接行くとのこと。しかし2号嫁も運動会があってほっとしていることだろう。まず間違いなく茶色い靴事件の責めを受けるからだ。と言うことなのでまずは親父孝行をすることにした。親父たちと呑みに行くことにした。台湾料理屋かモツ鍋か小料理屋から選べとのこと。小料理屋は遠いし、台湾料理はいっつも行くし、と言うことでモツ鍋を選んだ。親父も長らく行ってないのでそこがいいと言った。目的の居酒屋に着き、まずはビールを注文。それから刺身盛りとモツ鍋を頼んだ。モツ鍋はそんなにニンニクがきつくなくあっさりしていて旨い。お替わりモツも頼んだ。メニューを見るとテールスープラーメンと言うのがある。なんか旨そうだ。モツ鍋の締めの定番ちゃんぽん麺もいい。どっちにしようか悩んでいると「最後は台湾料理に行ってラーメン食べるぞ」と親父がのたまう。おいおい。はよ言え。ペース配分があるだろうに。嫁を見ると手が止まっている。仕方ないので草々に切り上げ、台湾料理に行った。坐るといろいろ食べたくなる。水ギョウザ、焼きギョウザ、パリパリ焼きそばと紹興酒を注文。パリパリ焼きそばが旨い。こっちの定番とは違ってオイスターソース味だ。いろいろ楽しんで帰った。
 翌日、親父たちは打ち合わせのため先に行った。親父から祖母の住んでたところの最寄りの駅までJRで来いという。驚くからとのこと。13時から法要で、その後の食事会が14時半とのこと。で今は11時20分。少し早いが先にちょっとだけ腹ごしらえをすることにした。百貨店の入っている駅の上に食堂街がある。そこに行った。驚いた。牛タン屋は既に長蛇の列。目的だったそば屋も1組(5人)待ち。まだ昼前なのに…。あきらめて祖母のいたところの最寄り駅に行くことにした。そこの改札の横に立ち食いのうどん屋があるのを思い出したからだ。その路線に乗るのは6〜7年ぶりくらいだ。まず驚いたのが駅が増えている。そして駅名が変わっている。○○大学前という駅が2つあり、片方には快速が停まるがもう片方には停まらない。これは差別か?と思ったら以前から快速が停まっていた駅の名前が変わっていたのだった。驚いた。

2012/5/21(月)日食

 ここしばらくテレビでは金環日食の話題で持ちきりだった。ふと気がつくと、家に太陽観察用オペラグラスがあった。嫁に聞くと、「もうすぐ金環日食があるからね」と言う。しかし残念なことに我々の居住地では日食は金環にならない。90%ほど欠ける部分食だ。そのことを告げると「え!!!金環日食が見られない?」と叫び、暴れ出してしまった。それでも一応落ち着きを取り戻し、当日部分食を見ることにした。90%の欠けはかなり大きい。前日、見るために準備をし、床に就いた。6時の目覚ましで起きて、外を確認するとなんと雨。ふと見ると嫁はもうふて寝していた。

2012/5/20(日)このしろ

 木曜日、業務後に勉強会をしていると電話が鳴った。出てみると、いつもお願いしている代行のおっちゃんだった。なんでも釣に行ってこのしろが大量に釣れたので分けてくれるとのこと。しばらくしておっちゃんが来た。バケツ2杯のこのしろをくれた。ちょうど勉強会の途中だったので参加職員に分けてあげた。大体一人4〜5匹は持って帰った。我々も一部を義母におすそ分けした。で、残った5匹のこのしろをどうするか。2匹は背ごしにし、残りは干物(一夜干し)にすることにした。頭を取って、腹を出し、うろこを取る。なんかアジなんかに比べると血の量が多い気がする。まず背ごしに取りかかる。本来であれば1〜2mm程度に切るのだが下手くそなので4〜5mmになってしまうものも出た。次に一夜干し。濃いめの塩水をつくり腹側から開いた身をそれにつけてしばらくおく。30分程度漬けたらそれを網かごにいれて日の当たらない軒下に干す。背ごしはやはり分厚かったので、骨がひっかかる。でも旨い。一夜干しは翌朝炙って朝御飯で食べた。これが旨い。ちょっと塩加減が濃いめだがごはんにはちょうど良い。ただ干物にしては身が少ないような気がする。
 昨日、買物に行くと豚ミンチが安かったので購入。これでピーマンの肉詰めとナスのはさみ焼き(はさみ揚げではない)を作った。ピーマンの肉詰めは旨い。ナスは半分をグリルで、残りの半分を油を敷いたフライパンで焼いた。圧倒的に後者のほうが旨かった。
 で、さっきテレビを見ていて驚いたのだが、なんと東京ではバラよりレバーが高いらしい。レバーの値段はわからなかったがバラはグラム100円くらいとのこと。こちらでは120〜130円くらいする。豚の臓物は売っていないが、鶏のレバーだと80円くらい。輸送費と消費量の差だろうか。

2012/5/12(土)朝ドラ

 今朝、いつものように朝ドラを見た。今日は土曜日なので朝ドラの後は「あさいち」では無く「ニュース深読み」をやっている。なので、今日は朝ドラの後の「ニュース深読み」の冒頭が目に入った。そしたらなんと、朝ドラの感想を言っているではないか。今までなかったことだ。あさいちの感想が好評なのだろうか?しかしなんか違和感があるなーと思ったら、嫁が「感想はやっぱ有働さんじゃないとね。小野さんは嫌いじゃないけど、ちょっと違う感じ」と言っていた。そうそれ。

2012/5/8(火)うどん

 先日、熊本に行った。正月に行ったビストロに行こうと思ってのことだったが、生憎休みだった。他の店を探したら、嫁がイタリアンに行きたいとのことだったので、イタリアンに行くことにした。熊本に渡りホテルにチェックインしてまずは最初の目的地である百貨店に行った。嫁が買物をしている間、案内を見ていると四国物産展が開催されていた。物産展好きな自分としては行かなければならない。なので行くことにした。四国物産展だけあってうどんの店が多い。最初に目にはいったうどんのブースに行く。湯掻いて冷やしたうどんにだし醤油をかけただけのものを試食した。だし醤油が旨い。聞くとうどんを3セット1260円分購入すればだし醤油の小瓶をつけてくれると言う。買ってしまった。次のブースに行くと今度は打ち立てのうどんだという。買ってしまった。気をつけないと試食のうどんだけで腹が太ってしまう。嫁はたこバジルと骨つき鶏ももを買っていた。
 予約していたイタリアンに向かう。最初は客が少なかったが、後から入ってくる。まずはビール。食事はトマトとクリームチーズのサラダ、鴨のコンフィ、えびと帆立てのウニソース、イベリコ豚のグリル、最後にゴルゴンゾーラのフェットチーネを注文した。どれも旨かったが、ランチにパスタを食べに来るのがいいかなぁと言う感じだった。帰りにいつものカラオケに行く。そこは持ち込みOKと言う店だった。知らなかったので店のドリンクを呑むことにした。これが、不味い。薄いのだ。あー、持ち込めばよかった。このときの帰り、トリスのハイボールを2本買った。そのうちの1本はコーラ&レモンというものだった。いわゆるコークハイ。これが旨いんだなぁ。

2012/5/5(土)ゴルフ

 昨日、二回目のゴルフに行った。前回同行していただいた方に再度同行をお願いした。結果は134と言うスコアだったが、それでもオナー(前のホールで一番打数が少なかった人が、次のホール最初に打つ。その人)に一度なったので良しとしよう。しかし、初心者は一緒に回っていただいた方によりゴルフが好きにもなるし嫌いにもなる。またゴルフをしたいと思わせてくれる方に同行していただいてほんとうによかった。しかしゴルフと言えば、朝5時に家を出て上司を迎えに行き、そしてハーフが終わった時点でレストランにはいり2000円のカレーを食べると言うイメージだったのだが、全然違った。昼過ぎのスタートで5時ごろ終わり、市内の居酒屋で反省会と言うコースだった。楽しかった。
 近所に嫁の大先輩が開業されているのだが、なんとその先輩が梅ちゃん先生と同級生もしくは1〜2年先輩後輩のようだ。

2012/4/26(木)シーフードヌードル

 祖母が逝去した際、弟2号に来るときに食材も一応買ってきてもらった。その中にシーフードヌードルがあった。カップめんを買うときには、うどん・そば系かレギュラー系醤油味が多い。シーフードヌードルを買うことはほとんどない。なので、ほんとに久しぶりに食べてみることにした。以前牛乳でシーフードヌードルを作って食べると旨いと話題になったことがあるのでそれで食べてみようと嫁に提案してみた。嫁は最初は拒否反応を示していた。
 20年くらい前、初めて大阪に出張で行ったときに、課長から道頓堀で御馳走になったことがある。そのとき食べたのが牛乳鍋だった。鮭やキャベツなどを牛乳と醤油出汁(だったかな?)を混ぜたもので炊いて食べるものだ。最初はめちゃめちゃ気持ち悪かったが、食べてみるとこれが旨い。考えてみたらマカロニグラタンなんかも牛乳で作る。なので今回のシーフードヌードルもクラムチャウダーと思えばいいやん、とのことで食べてみることにした。
 牛乳を熱して、カップに注いで待つこと3分。食べてみると、まぁ普通。そんなに絶賛するほどのことでもない。でも一度やってみてよかった。

2012/4/23(月)新聞

 先週祖母が逝去したが、その後の件で驚いたことがあった。祖母の住所に叔父の名前で郵便が来た。叔父は関東に住んでおり、またこの地域に居住実績はまったく無い。なので住所が祖母、宛て名が叔父の郵便物は元来ありえない。よって開封してみた。なんと仏壇のセールス。翌日も同じような郵便が届いた。差出人は近所のレストランで、法要はぜひうちでという内容。また翌日も届き、今度は墓石。葬儀の打ち合わせのとき、意味はあまりないと思ったのだが無料だからと言うことで新聞のお悔やみ欄に掲載した。たぶんこれを見て送ったのだろう。そういえば葬儀のとき、会ったこともない議員から弔電が届いていた。

2012/4/21(土)朝ドラ

 この春から朝ドラの内容が、大阪のおばちゃんデザイナーの話から東京の女医の話に代わった。朝ドラは始まってすぐはあまりおもしろくない。1ヶ月くらい経ってからおもしろくなってくる。
 今週は主人公が医学専門学校を受験する話だったが、どうもこの医専、嫁の行った大学の前身みたいだ。と、言うことはこの主人公、嫁の先輩にあたることになる。おおお。

2012/4/18(水)葬式

 先週の金曜日に祖母が逝去した。以前は老人アパートに住んでいたのだが、病気のためしばらく前から入院していた。入院してしばらくは2号室にいた。ここは女性ばかりの大部屋だ。最近は容体がだんだん悪くなってきたので1号室に移動した。ここはナースセンターから近いので何かあったときになるべく早く駆けつけることができる部屋だ。なのでこの部屋に入院されてる方は亡くなる確率が高い。ある時、ある患者から聞いたのだが、その部屋は「死の部屋」と患者の間で呼ばれているらしい。なので、病院側の都合でその部屋に移っていただいたとき「もうすぐ死ぬんだ」と思ったらしい。
 金曜日の朝、顔を出し「体調はどう?」と聞くと「うーん」と言う感じだったので、いつも祖母が自分の体調を表す表現の「まあまあ?」と聞くと「そんなもんやね」と答えた。私はその日、葬儀屋と祖母の葬式について相談をしていた。夕方17時ごろには嫁が声を掛けると「まあまあ」と答えたとのこと。夜になり私は昼に食べるはずだった「魚の煮つけ」をつまみに酒を呑んでいた。嫁は外部の勉強会のため外出していた。酒を呑んでいるといつものように猫が入れろとガラス越しに訴えていた。猫を入れたら、猫は魚の煮つけが気になって仕方がないらしい。頻りにテーブルの上を匂っている。すると家の電話がなった。土日に母親たちが祖母を見舞いにくることになっていたのでその件だろうと思い電話を取ると病院からだった。ナースが焦った声で「おばあさんが危篤です」と言っていた。猫のことが気になったが一時を争うことなのでそのままにして病院へ行った。が、すでに遅く祖母は息を引き取っていた。早かった。あっけなかった。なんかストンと物が落ちる様なそんな感じだった。それから母と弟、葬儀屋に電話をかけてから、しばらくそこにいた。清拭、着替えをする段になって、ふと猫のことを思い出した。魚の煮つけ。ちょっとだけ抜けることをナースに伝え、急いで家に戻った。猫には「悪いことをした」という感覚があるのではないかと思うときがある。このときも私がドアを開けたときにちょっとこっちを向いて、「あ、見つかった」と言う顔をした。テーブルの上を見ると皿の上の煮つけが無くなっている。電話があるまで私が座っていたあたりを見ると、2〜3片の骨があった。煮つけは跡形もなく無くなっていた。
 葬儀屋が来たので弟2号夫婦が来るのを待って、祖母をそれまで住んでいた部屋に移動させた。しばらくすると母と父、下の叔父が着いた。もう少し経ってから叔母夫婦が来た。通夜、葬式の段取をしてから、みなで寝ず番をした。
 土曜日になった。夕方に祖母を葬儀屋に移すことになっていた。昼頃になり上の叔父や弟3号、いとこたちが到着した。近所の寿司屋で寿司を準備していたので昼食にみなでそれを食べた。夕方になり祖母を葬儀屋に移してから、通夜の段取をする。このあたりには「目覚」と言うのが存在する。通夜のときに持参するものだ。葬式のときに持参する「香典」の通夜版だ。今回葬式を仕切る側には、地元住民が私夫婦しかいない。となると受付は非地元民だ。取り敢えず「目覚」の説明をする。「目覚」だけの場合と「目覚」と「香典」の両方を持参する場合があると話した。すると一様に「え!そんなものがあるのか?」と驚いていた。またこちらでは参列者席の前方にややこちらのほうを向く様な形で「遺族席」が存在する。そこに「こんな席があるの?」と驚いていたら母たちを座らせた。また、このあたりでは坊さんがはいる前に、参列者が一人ずつ線香をあげる習慣がある。母たちや、参列者席に座っていた親戚関係は「この人たちは何をしているのだろう」と少々呆気に取られた感じで見ていたのが印象に残った。
 その夜の寝ず番。食事をした後、女性陣は宿に行かせて、男性陣と母の兄弟で寝ず番をすることにする。テーブルの上をあらかた片づけて布団を敷く。隣の部屋で母姉妹が休む。すると非常に驚くことがあったのだがこれは書かない。しばらくして弟2号が寝た。そして弟3号が寝た。ここでまた驚くことが起きた。2号と3号の寝相がほぼ一緒なのだ。2号は右足を上げて、自分の右側にある襖を蹴る。すると今度は3号が左足を上げて左側にある襖を蹴っていた。おおお。これぞシンメトリー。
 我々も眠くなってきたので寝ず番を代わってもらおうと、早くから寝ていた2号を起こす事にした。揺するが全く反応がない。仕方ないので馬乗りになってマウントチョップを打ち下ろす。すると「うーん」とだけ反応した。しかし全く起きる気配がない。4〜5発打ったがそれでも起きない。ストンピングからエルボードロップでやっと目をさ覚ました。嫁も大変だろうなぁ。
 日が明けて葬儀の日となった。このあたりでは火葬にし、骨にしてから葬式を行うことが多い。今回はお寺さんの都合上、火葬が後になった。葬式が2時から、火葬が3時半から。ちょっと時間が空き過ぎだ。やっと葬儀が始まった。中程になり、弔辞を読む段になった。一時期一緒に住んでいたことがある2号が読むことになった。昔の思い出を感情的に話す2号。後ろの席からはすすり泣く声が聞こえる。それを聞き少し感動しながらふと2号を見ると、なんと靴が茶色ではないか。この世の中に葬式に茶色の靴で参列する人間がいることに驚いた。翌日、叔父が「弟は靴を持ってないのか?」と言っていた。靴が黒くないことを弟に指摘すると「今は結婚式でもいろんな靴を履くんやから」と答えたらしい。これは結婚式ではなく葬式なんだが…。そういえば俳優の古田新太が知人の葬儀に参列したときに着ていたTシャツに[GoToHell」と書いてあったらしい。Tシャツで参列するのもすごいが。そこで嫁が思い出したのだが、弟は祖父の葬式のときにはつんつるてんのスーツを着ていたらしい。いわゆる丈足らずのスーツだ。そのときも叔父に指摘されたらしいのだが、「大丈夫。これでいい」と言い張っていたらしい。で、靴の話が出たとき当然嫁の話になる。「嫁は何をしていたのだ。嫁は指摘しなかったのか?」と。後で弟に確認すると指摘されたらしいのだが、「これでいい」と言い張って出てきたそうだ。ここで「二人とも頑固だけど、あなたと弟の違いは最終的に嫁の言うことを聞くかどうかだよね」と嫁が言った。それは当然そうなる。6年と2年の経験の差でしょう。逆らったら命が無くなるかもしれないと言うことを学ぶにはもう少し時間がかかります。

2012/4/10(火) たけのこ

 先週の金曜日、親戚がたけのこを送ってくれた。開けたら4つ入っていたので、2つを義母にあげた。それからなんだかんだと用事があり昨日になってやっとアク抜きをした。するとなんと今日になって、たけのこの超簡単あく抜き法をNHKのアサイチでやっていた。先週やってくれたらええのに。見るとたけのこは時間単位でアクが増えていくとのこと。ちょっと遅かったか…。昨日はアサリももらったので、天ぷらとたけのことあさりのごはん、白菜とアサリの汁にすることにした。天ぷらはたけのことアサリ、鶏肉を揚げることにした。まずはごはんを炊く準備。次にアサリを剥き身にする。熱した鍋にアサリをほりこむ。開いたら、カニ剥き用フォークで剥き身にしていく。それからたけのこを揚げる。そしてアサリを揚げる。剥き身にしたアサリに粉をかけ、3〜4個まとめて揚げる。アサリは水分が多いのか、ばんばん油がはねる。最後に鶏肉を揚げる。ごはんが炊けたら、アサリの剥き身をぶっこんで蒸らす。日本酒呑みながら食べたが旨かった。
 今日、10年ぶりに歯医者に行った。朝、鏡を見たら口の中がとんでもないことになっていた。驚いて朝一、近所の歯医者に予約の電話をした。10年ほど前、まだ大阪に住んでいたころだ。朝、ごはんを食べていると上手く噛めない。あれと思っていると左上の前歯がぐらついている。いつも飲み屋で会う歯医者に相談することにして、夜に飲み屋に行くことに決めた。21時ごろ飲み屋に行くと、案の定、件の歯医者が来ていた。相談してみると、ちょろっと見て「とにかく歯科医院に来い」と言う。翌朝行った。するとレントゲンを見ながら「根元でぽっきりと折れている。どこかでぶつけたんじゃないか?それに痛くないか」と聞きながら、歯を引っ張るとスポッと抜けた。驚いた。しかしぶつけた覚えは無い。治療をした横の歯も削ってブリッジを入れた。結構高かった記憶がある。今回はそのとき以来だ。歯を調べてから治療を受け、その後いつもの歯磨き指導に移る。40代のおっちゃんが受ける歯磨き指導。なんだか悲しい。「こうやって磨くんですよ。ここは歯間ブラシを使いましょう」とか言われながらゴシゴシやられる。唾液があふれそうになる。歯ブラシはなんか糸を引いている。歯間ブラシにはなんか変なものがくっついている。汚い。汚すぎる。今日作業してくれた人は女性で、声がウチに来るキレイな業者のおねーさんに似ている。残念なことに顔半分がマスクで隠れているため顔がまったくわからない。でも歯科技工士の人には好かれないんじゃないかと思う。しかし行くとなんだか口の中がすっきりして気持ちがいい。

2012/3/29(木) 蓮根の天ぷら

 昨日呑みに出たかったのだが、嫁の体調が悪いので愛妻家の私とはして出るわけには行かない。よって家で居酒屋メニューを作ることにした。するとピーマンの肉詰めが食べたくなった。ピーマンとミンチを買いに近所のスーパーに行った。野菜コーナーでピーマンを探していると生の蓮根が売っていた。蓮根の天ぷらも食べたくなったので、購入することにした。ミンチは鶏と豚を合わせることにした。
 帰ってから蓮根の処理を始める。ネットで見ると、最近は本当に便利だ、蓮根は皮を剥いた後に酢水でさらせとある。酢水は水にほんの少しの酢を垂らせばいいらしい。先に酢水を用意した。蓮根に包丁を入れる。硬い。こんなに硬いものなのか。すぱっと切れない。かなり力を入れないと切れない。最初は皮を包丁で剥いていたのだが硬くて埒があかないので、ピーラーを使う。それでも剥きにくい。なんとか処理をして、衣を付けて揚げた。旨かった。またチャレンジしてみたいと思う。

2012/3/26(月) 献血

 3月30日、2012年度のプロ野球が開幕する。そこでスカパーに加入することにした。今までは、スカパーのプロ野球パックに日テレプラスは組み込まれてなかったので別に契約する必要があるかと思ったが、改めて見てみると組み込まれていた。なのでプロ野球パックのみを契約することにした。無事試聴ができた。3/30は正座して見なければならない。
 先日、献血をした。献血はあまり好きではない。痛いからとかでは無く、検査結果が書かれたはがきを見た嫁が激怒するからである。去年の7月に久しぶりの献血をした。その後送られてきた結果数値のはがきを見て嫁から怒られた。γ−GTPが210。それからしばらく呑む量を減らしたつもりでいたが、その4ヶ月後の11月の献血では、γ−GTPが250。これを見た嫁からめちゃめちゃ怒られた。正直怖かった。それから週1回だった休肝日を週2回にした。さらに4ヶ月後の今月、献血をした。送られてきた検査結果を見ると100まで落ちていた。おおお。嫁からは「このペースを持続するように」とお褒めの言葉をいただいた。よかった。

2012/3/23(金) 新幹線

 先日、所属するある団体の会合で熊本に1泊2日で行ってきた。翌日、熊本駅に寄った。新幹線開通後の駅を見てみようという事だった。私は何度か熊本駅を利用して大阪方面に向かったことがあるのでその話をすると、「へぇ。ここから大阪に行けるの?どのくらいかかるの?20時間くらい?」目が点になった。

2012/3/17(土) 小田巻蒸し 

 昨日、小田巻蒸しがなぜだか食べたくなり、茶碗蒸しさえ作ったことがなかったが作ってみた。卵液は、市販のうどんだしと卵で作った。具は鶏肉とほうれん草、ねぎ。ネットのレシピを見ると最初に強火で5分。その後、中火で15〜20分とあった。やってみたが、卵と出汁が分離してしまって玉子とじうどんみたいになっている。食べてみても玉子とじうどんだ。こういう汁かけ麺を作ると、必ず嫁から同じ評を受ける。「スープとしては旨いが、麺の汁としては薄い」以前、鶏塩ラーメンを作ったときもそうだった。より塩辛くしてるつもりなのだが…。これは再チャレンジする必要がある。
 今週行く予定だった、蔵開きが突然キャンセルになってしまった。原因は、嫁。なんと病に臥せってしまった。なんともタイミングの悪い…。
 昨日で、100系、300系新幹線と寝台列車「日本海」がラストランを迎えた。100系は先頭車両がとんぎった形した2階建て新幹線で、東京発は既に廃止されていたのだが新大阪〜博多で「こだま」として残っていたのが今回廃止された。会社に入りたてのころ、東京にジョージハリスンwithエリッククラプトンを見に行ったとき、行きは「あさかぜ」、帰りは100系の「グランドひかり」だった。2階建て部分が2両のものと4両のものがあり4両のものが「グランドひかり」呼ばれていた。当時の「グランドひかり」には食堂車が連結されていて、1500円のカレーを食べた記憶がある。値段はたぶん違う。300系は入社当時にデビューしたと思う。当時、大阪に出張することがたまに合ったのだがそのときは「のぞみ」には乗車しても交通費は支給されない、とのお達しがあった。特急料金がひかりよりものぞみのほうが高かった。しかしどうしても乗りたかったので乗って行った。しかし、なんてことはなかった。

2012/3/12(日) 初市 

 先週土曜日の初ゴルフの反省を踏まえ、家でもできる練習をしてきた。その成果を試すため一昨日いつものショートコースを回った。嫁は多かった空振りが無くなった。ナイスショットも多かった。私はボールが右方向に飛んでいたが、いろいろアドバイスを受け大きく右に曲がることは少なくなった。何事も練習が必要である。
 昨日、所用で弟の旧居と新居に行った。呑んで帰るつもりだったので列車で行くことにした。10分ほど歩いて最寄り駅まで行く。目的の列車に乗った。発車までしばらく時間があった。すると運転手(ワンマン運転)が近寄ってきて「どこまで行きますか?」と聞かれたので目的地を答えたら「今日は割引対象の日なので、割引チケットを買ったほうがいいですよ」と言われて、割引チケットを購入した。その割引チケットは第二と第四日曜日のみ使える一日券で、価格は1000円。最寄り駅から目的地まで片道約1500円。往復するつもりなので少なくとも2000円は得する。ラッキー。しかし、運転手にとっては業務を遂行しただけなのだろうが、私らにとってはありがたい話であった。感謝である。前日に「おいしんぼ」の作者のブログでこれと似たような話を読んだばかりだったので、少し驚いた。
 まず弟の旧居で用事を済ませた。旧居は元は嫁の持ち家なのだが、住まなくなったので近所に住んでいる弟を住まわせていた。この家はすごい力を持っている。嫁がこの家を建ててしばらくすると私と出会った。弟が住むようになってしばらくすると今の嫁と出会った。一種のパワースポットだ。
 新居に移動した。周りはいわゆる新興住宅地で、モデルハウスなんかもたくさんある。その一つを冷やかしに行った。なかなかかわいいおねーさんだった。この日はブーツを履いていたのであきらめたが、
普通の靴にすればよかった。新居は引っ越しを終えたばかりで段ボールがごった返していた。かつての弟のアパートを思い出す。いや。これよりもひどかったか。3週間ほど前に図面を見せてもらったのだが、その際に想像したものとは大きく違っていた。広く感じていたところが狭かったり、狭く感じていたところが広かったり。空間を認識することは非常に難しい。宮崎に空間認識能力が抜群にすばらしい女子高生がいるらしい。彼女は物を見ただけで展開図が頭の中に出来上がるそうだ。また、大概のものは設計図無しで作れるらしい。うらやましい。
 来週は、その地の造り酒屋の蔵開きがある。3年、いや4年前だったか、たまたま車で通りがかってそのとき初めてはいった。近ければ代行運転を使うのだが遠いので無理だ。いつもは譲ってくれる嫁も今回だけは譲れないと言う。仕方なく駐車場でジャンケンをした。負けた。嫁は旨そうに呑む。しかも塩で呑む。ムカつく。来週はそれのリベンジである。
 帰りに、初市に寄った。うどんとラーメンを食べたが、まぁこんなもんでしょうと言う感じだった。知り合いが店を出していた。その知り合いは刃物屋だ。その刃物屋では、海岸で砂鉄を集め鋼を作り、それを用いた刃物を作っている。テレビに出ていたのを見て初めて知った。聞くと、100kg集めて6kg程度の鋼しかできないそうだ。それで作る包丁は美しく輝いていたが、一般に出回っている包丁の4〜5倍するそうだ。見せてもらった包丁は4万5千円だった。おおお。今度、工場で砂鉄から鋼を作るところを見学させてくれるらしい。楽しみだ。

2012/3/9(日) アイスクリーム 

 昨日、食べたアイスが旨かった。ビスケットにチーズ風味のアイスクリームを挟んだものだ。いや、旨かった。そういえば小豆あん入りのアイス最中も旨かった。これらは2つは「アイスクリーム」だ。アイスにはいくつか種類があるらしい。「ラクトアイス」だの「アイスミルク」だの「アイスクリーム」だの。詳細はよく知らないが、アイスクリームが旨いようだ。

   

 さてゴルフであるが、「パターはカーペットの上でしても練習になるよ」とアドバイスを受け、今やっている。目標を置き、そこに向かって打っているのだが、力加減がなかなか定まらない。強かったり弱かったり。難しい。嫁は、室内練習用のスポンジで出来たゴルフボールを購入しそれを打っている。嫁は空振りが多い。なぜだかを一緒に考えてみた。すると、クラブを振りかぶったときに目の位置が最初とずれているのがわかった。構えたときは両目で捉えているのだが振りかぶったとき肩ごしに片目でしか捉えていなかった。なので距離感のずれが出てきているのでは、と言うことで頭を動かさないように振っている。なんだかよくなったようだ。その後、縄跳びをした。100回目標だったが80回しか飛べなかった。後はヘロヘロ。二重飛びは5回飛べた。
 正月に買った時計が一時行方不明になっていたが、昨日出てきた。見ると5日前から止まっている。の時計は日にちと曜日が表示されるアナログ時計だ。なので遅れている時間分、針を回さなければならない。止まったのが5日前の午前なのか午後なのかわからない。なので最低でも24×4の96回針を回さなければならない。まず竜頭を回して軽くゼンマイを回して動作させる。その後、竜頭を引出し約100回回した。結構疲れる。ただ1日終わるときに曜日と日にちが”かちっ”と言って回るのが心地いい。

2012/3/4(日) ゴルフ 

 昨日、ほぼ初めてのゴルフに行った。ほぼというのは、最後に行ったのが15年以上も前のことだからだ。デビューは、オーストラリアのシドニー近郊のゴルフ場。本当にきれいなところだった。2回目、3回目は関西で行った。と言うことで今回が再デビュー戦だったのだ。知り合いのゴルフ好きにお願いし同行していただき、嫁と三人でプレーした。結果は、当然のことながら、散々だった。キレイなショットも出るのだが、大半がチョロだったり、大きく右に曲がったり。同行者には大変な迷惑をかけたがおもしろかった。続けて行こうと思う。

2012/3/1(木) スナック

 昨日で、行きつけだったスナックが閉店した。かれこれ5年通っていた。スナックという分類の店は好きでは無かったが、なぜかその店だけは通った。その店がもう無い。残念で仕方がない。他のどの店に行ってもおもしろくない。これからどうしよう。2軒目に行くところがない。

2012/2/13(月) 腹下し

 プロ野球はオープン戦が始まった。沖縄での試合では半袖の選手がいる。そんなに温かいのかなぁ。そういえば、前から思っているのだが、栗山英樹ってウドちゃんとしゃべり方がにている。あの細かすぎるものまねに出ている芸人のせいかもしれないが。
 金曜日、16時からある会合に出ることになっていた。会合が終わった後、近くの居酒屋で懇親会も催されることになっていた。その日、午前中はそうではなかったのだが、昼からなんだか具合が悪くなった。体の節々が痛い。インフルエンザか?おならをしたつもりが、なんか軽く液体が出た。あわててトイレに行くと水便が出る。最悪。夕方になり、会合場所に行く。会合中はトイレに行くことはなかった。会合終了後、居酒屋に向かった。ビールをあまり呑みたくなかったので、瓶ビールにしてもらいコップ一杯呑むとすぐに焼酎のお湯割りにした。まず刺身が出る。アジがメインだ。それからイカのから揚げ、煮魚なんかが出る。しかしアテに手が伸びない。あまり食べたくない。呑むのが中心となってしまった。宴会は5時半に始まったので、終わるのも早い。7時半には終了した。家に帰ったのが8時ごろ。服を着替えて、すぐに寝室に入った。体が痛い。お腹の調子もなんか変。熱を計ると7度1分。具合悪いのでなかなか寝つけない。が、気がついたら寝ていた。だいぶ寝た様な気がする。周りの雰囲気からすると5時ごろか?そう思い時計を見るとまだ11時半。うー。ここでトイレに行く。水便が出る。しばらくするとまた便意があり、トイレに行く。そして水便が出る。これを一晩で5〜6回繰り返した。朝になり、会社に休みの電話を入れる。そのあと何回かトイレに行った。明けてからはトイレに行くたびに気分がよくなってくる。昼すぎると、おならだけの割合が増えてくる。それでもたまに水便が出る。まだまだ出るなぁと思いながら、水洗を流すと水が出ない。あれ?流れない。少しあせる。壊れたか?こんなときはどこかをひねれば流れるのだがよく分からない。仕方ないので放っておく。あとで聞くと近所で水道工事をしているのだが、水道管を破いてしまったそうだ。おいおい。今は昨日に比べるとだいぶよくなっている。どうもノロでは無かったようだ。よかった。

2012/2/13(月) 焼きちゃんぽん

 土曜日、所用があり諫早に行った。せっかくなので弟夫婦と食事をすることになった。弟とは18:30に約束をしていたが所用が早く終わったので弟宅に行った。弟は不在だったが、嫁が家にいた。現在新居を建築中だ。そこで図面を見せてもらった。北向きの玄関だ。北向きの玄関はとかくよくないと言われる。家相的に凶らしい。弟が現在住んでいるところは、割と新しい分譲地で家がキレイに並んでいる。裏の家が北向き玄関になるらしい。その北向き玄関がすべからく不幸かといわれるとそうでないようだ。もしすべからく不幸ならばそれは北向き玄関が理由と言うより、その分譲地が呪われているということになるだろう。また玄関を北にしたほうが便利は良い。そうすれば南にリビングなどを設けることができ、通りとは反対側なのでプライバシーが守られやすい。北向き玄関が嫌われる理由とは冬の北風にあるらしい。ちなみにうちも北向き玄関である。別に不幸ではない。敷地のほぼど真ん中に家が建っており、南側にスペースがあったので「ここは?」と聞くと嫁が「庭です」と答えた。…。見たら私でも庭と判断できる。嫁は私のことをアホやと思っているのだろうか?芝生を植えるとかってことを聞いたのであるが…。以前職員二人がポットを目の前にして話をしているので、「これは何?」と聞くと「ポットです」と答えた。私がポットを知らないとでも思っているのだろうか?これも英語教育の弊害か?”What is this?””This is a pen!”こんな会話本当にするのだろうかという文章が並ぶことがある。新居祝いは高級和牛で焼肉をすることになった。
 その後、弟が帰って来て、家を見に行った。が、着いてすぐに強烈な便意を催したので、申し訳なかったが早々に立ち去った。食事の店は、いつもの「みちづれ」ではなく初めて行く鉄板焼き屋だった。弟はよく顔を出すらしい。先に弟がはいると、「いらっしゃい!」と大将が声をかけてきた。次に私がはいると怪訝そうな顔で私を見た。ま、よくあることだ。この店で焼きちゃんぽんを食べた。これが旨い。他にもハンバーグなんかも旨かったが焼きちゃんぽんが一番印象に残っている。その後、カラオケに行った。弟嫁が、「TrainTrain」を歌った。嫁が評するには「小学校唱歌みたいなTrainTrain」妙に納得。その後、原田ともよを歌ってもらったがこれが妙にはまっていた。
 次の日の朝、家に帰るために車に乗ると、フロントウィンドウが氷着いていた。車の温度計を見ると−1℃。寒い。帰途、フジファブリックの「sugar」と言う曲の話になった。一昨年のJsportsのプロ野球番組のテーマソングだ。「せーんりょーくではしれー、ぜーんりょーくではしれー」と言う歌だ。嫁が私に聞いてきた。「この曲のイメージはどんなん?」私は「本多選手」と答えた。すると嫁も「私もそーなんよねー。ヘッドスライディングや、ファインプレーして一塁手を指さすところなんかをイメージしてしまうよねぇ」まさにそれだ。それをイメージする。

2012/2/8(水) ポテトサラダ

 昨朝、義父がポテトサラダと塩さばを持ってきてくれた。わたしは塩さばが好きで塩さばだけは酒でなくご飯になる、と話してからよく持ってきてくれるようになった。ポテトサラダは自分で作ったようだが、ポテトサラダだけは妻のが一番旨い。あれは絶品だ。
 
今日、地域の消防隊員の意見発表会に行った。これがおもしろい。消防訓練に関するいろいろなアイディアももらった。
 先日、久しぶりにバーチャファイターをやってみた。PS3版の5だ。やっていくうちに昔のがしたくなり、Vサターン(私のはセガサターンではなく、ビクター製のVサターン)を引っ張りだし、ソフトを探してみた。ところがあるはずの1がない。2はあった。仕方ないので2をやることにした。取り敢えず一番使いやすいパイを使う。最初は楽勝なのだが、4つ目くらいから勝てなくなる。何度やっても勝てない。ムカつく。あーーー。

2012/2/7(火) 伊勢いも

 家ではケーブルテレビにはいっているのだが、先日、突然チャンネルが増えた。今まで見ることが出来なかった福岡のチャンネルが見られるようになった。おかげでホークス関連の番組を見られる機会が増えた。正直うれしい。長崎ではホークス関連の番組はなかなか見られない。基本的に長崎では試合をしない。今年はビッグNで交流戦を行うがビジターだ。ホークスのホームはヤフードーム以外は北九州、熊本、長崎そして東京。いろいろな事情があるのだろうがもう少しヤフードーム以外で試合ができないものか。長崎、大分でもできないか。だからか、昔、ホークスの日本シリーズが午前2時から録画中継されていた。そういえば今年のホークス主催ゲームのCSの中継がJsportsから日テレプラスに変わった。去年まではケーブルのチャンネルで見ることが出来ていたが今年はそれが出来なくなった。仕方ないので、先日BSアンテナをつけた。春前にはスカパーe2と契約せねばならない。
 義父が伊勢いもを年末にもらっていた。昨日はこれを擦って、焼いて食べた。一つはプレーンで、一つは小ねぎを入れて焼いた。なかなか旨かった。伊勢いもと言うのは店頭に並ぶことはあまりないらしい。
 先日、ようつべで非常に興味深い動画を見つけた。これこれ。投げ技に関しては、豪快なアメリカ式よりもねちっこい感じのヨーロッパ式のほうが好きだ。鶴田の原爆固めはすばらしいがちょっと動きがデカイ。前田の反り投げがすばらしい。ニックとのAWA戦での岩石落とし固めはきれいだ。前方原爆投げは鶴田に尽きる。サンダー杉山の原爆固めはこの動画で初めて見たが、すごい。足腰鍛えてるなぁと感じる。鶴田の人間風車もあまり好きではない。人間風車は私が見たビルロビンソンはすでにアメリカ式だったと思うが、ローランボックを見たときは本当に驚いた。

2012/2/6(月) 坦々鍋

 昨日は雨が降り少し寒かったので熱くて辛いものをと、坦々鍋を食べることにした。まず近所のスーパーに、テンメンジャンと豆板醤はあるので、練りごまと鍋に入れる野菜を買いに行った。ニュースに出ていたが、野菜が高い。普段100円しないニラが150円だったのには驚いた。白菜とニラ、卵、練りごま、豚挽き肉、キビナゴを購入し帰宅。キビナゴは塩を振ってオーブントースターで焼く。ニラはニラ玉にした。メインの坦々鍋だが、なんだか薄い。ちらっと見たレシピ通りに作ったのだが、素人はやはり中華スープの素あたりで作ったほうが無難なようだ。なのでXOジャンで味をつけた。次はもう少し完璧に作りたい。
 土曜日に、長崎に行ってきた。仕事関係のある集会がありそれに参加するためだったのだが、今、長崎ではランタンフェスをやっていた。人出が多い。

2012/2/1(水) プロ野球球団創設

 なんと今日からプロ野球はキャンプインである。「少年老い易く学なり難し」を実感する。
 今日のニュースに「静岡にプロ野球球団を!」と言う記事があった。静岡にプロ野球の球団を創設しようと言うのである。現在の12球団から16球団にしてはどうかということでもある。私はあのプロ野球再編問題のときの球団削減、1リーグ制移行がいやだった。1リーグになれば日本シリーズが日本シリーズでなくなる。やはりパ・セの優勝チームが激突するのが日本シリーズだと思っている。なので、クライマックスシリーズは、仕方ないかなと思いながらも、今でも反対である。ついでに交流戦も本当は反対だ。パとセが本気で戦うのは日本シリーズだけではないといけないと思っている。この16球団に増えるのはおもしろそうだ。4球団ずつ東西にわけてもおもしろいかも。地区対抗のプレーオフ。おもしろそう。場所は
静岡以外に提案として北信越、四国、南九州とのこと。北信越はBCリーグがあるし新潟にハードオフスタジアムがある。四国にはアイランドリーグがあって、松山にぼっちゃんスタジアムがある。南九州は高校野球の強い鹿児島か?そこには県営鴨池球場がある。おもしろそう。

2012/2/1(水) そば

 なんと今日から2月である。「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也」を実感する。
 昨日、嫁が講義の帰りにコンビニ2店舗で天ぷらそばを買ってきていた。レンジで温めるタイプのものである。これを翌朝食べ比べてみようという。食べ比べてみた。まず見比べてみるとAは麺が白く、出汁の色も薄い。一方Bは麺が黒くいわゆる田舎そばで、出汁の色も濃い。結構違うのである。食べ比べてみるとそれぞれまぁこんなもん。しかし以前に比べるとはるかに旨くなっていると思う。あああ、黒崎駅のかしわうどんが食べたい!
 朝ドラ「カーネーション」をいまだに見ている。新山千春のおさげがちょっと…。聞く話によると母より一つ年上らしい。本当は7:30からのBSを見たほうが時間的に余裕があるのだが、なんだか物足りない。ふと気がついた。終わった後が「あさいち」でないのだ。やはり終わった後はあさいちメンバーの冒頭あいさつでの感想がないとつまらない。クリープのないコーヒーみたいだ。地上波で見ていても土曜日はなんか物足りない。終わった後の「ニュース深読み」はニュースでしかも「深読み」なんで仕方ないか。しかしここ二日ほど冒頭のあいさつがなく、紹介VTRから始まっている。不満だ。
 

2012/1/31(火) 新年会

 先日、我が家で新年会を催した。リーダーたちを招待した。近所の中華屋から皿うどんとから揚げ、チャーハンを取り、我が家では嫁特製のポテトサラダとキムチ鍋を作った。社員を呼ぶのは初めての試みだったので少し心配したがそんなものは杞憂に終わった。楽しかった。また、なんらかの方法でやってみたいと思う。ただこの一週間、嫁は出ずっぱりだったので疲れたようだ。月曜日が講演会、火曜日が月曜日の主催団体の新年会、水曜日が講義、木曜日が夜中まで本業、金曜日が社内の新年会。そりゃ疲れるわ。私はヒマなもんで水曜日に合法的団体の新年会だけでした。この新年会の中で、あるベテランリーダーがあるスタッフのことを褒めていた。このスタッフは私も嫁も非常に期待している20代スタッフなのでうれしかった。
 実はこの日、非常に残念なこともあった。それはある高校が甲子園出場の機会を手に入れられなかったことだ。そこの校長とは懇意にしている。近々のニュースではある大会で4位以内に入り、甲子園出場枠も4校なのでほぼ手中に入れていると言っていた。期待はとても高かったのだが…。その日の夕方のニュースで鳴らない電話の前に座っている校長の姿が映し出されていた。その後、中庭で待機している球児達に説明する姿が。校長がマイクの前に立った瞬間は、期待に満ちあふれた顔をしていたが、校長が言葉を発した途端、うなだれていた。ま、次がんばりなさい。夏ですよ、夏。この校長とはある約束をしていた。「次の甲子園に出たら1億円寄付する。出なかったら1つの大会ごとに半減していく」と。結局あれから4年が過ぎて現在では19万円ほどになってしまった。

2012/1/25(水) カキ焼

 今日のニュースで、パリーグのアグリーメントからサスペンデッドゲームが無くなったとあった。サスペンデッドゲームとは行っている試合がなんらかの事情で継続できなくなり、続きを後で行うこと。私は、サスペンデッドの続きを見に行ったことがある。大学生のとき、ファンだった南海ホークスが平和台球場で年に1回主催ゲームを行っていた。ある日、南海−ロッテがあったのだが、試合前に新潟のゲームがサスペンデッドになったので続きを今日の平和台で行うことが新聞に載っていた。通常の試合が18:30から行われるので17:30から開始するとあった。急いで球場に向かった。当時、外野席は今のようにうるさくなかったので外野席で見ていた。スコアボードの下のまる天うどんが旨かった。結果はもう覚えていない。ただ西川投手がブルペンで投球練習をしていたのは覚えている。その試合が、日本プロ野球最後のサスペンデッドゲームらしい。
 先週の日曜日、夕方から職場でカキ焼を行った。職員がカキを買いに行くというので、20kg買ってきてもらった。締めて14,000円。かなりの量があった。バーベキューコンロに火を熾す。コンロにカキをのせる。すぐに殻が少し開く。それをこじ開けて食べてみる。旨い!殻を開けてしばらく火の上に起き水が無くなるのを待ってからでも旨いというのでそうして食べてみる。それも旨い!結構な量を食べ、呑んだ。最後ににぎり飯を焼き、デザートを焼きみかんにした。非常に旨い一日だった。

2012/1/13(金) カレーうどん

 昨日、嫁が仕事で遅かったのでカレーうどんを作って食べた。豚肉と野菜を入れて炒め、それにカレーパウダーとうどんスープの素を入れ煮込んだ。やはり、大阪堂島のカレーうどんのほうが100倍は旨い。また食べたいなぁ。

2012/1/9(金) アメリケーヌソース

 先日、テレビの料理番組でアメリケーヌソースを作っていた。旨そうだなぁと見ていた。そしたらなんと翌日、何度職員がえびをくれた。しろえびだ。大きさは甘エビより少し大きいくらいだ。全部でどれくらいあるのだろう、ちょっとした塊だ。獲ってきたばかりなので生でもいけるという。取り敢えず向くことにする。まず頭を取る。すると背わたがちょろっと出るのでそれをゆっくり引き抜くときれいに取れる。それがおもしろい。で、殻と足と尾びれを取る。30ばかり剥いた。半分くらいを刺身にする。残りはアメリケーヌソースのえびパスタにすることにした。たまねぎとニンニクをみじん切りにする。ワインと牛乳、コンソメを準備する。まず頭と殻をオリーブオイルで炒める。全体が赤くなってきたらたまねぎとニンニクを加える。そしてコンソメなんかを加えて漉す。このとき麺棒や当たり棒なんかで潰すように漉すといいそうだ。なのでやってみる。なんか写真とはちょっと違う。まあいいや。ベーコンと椎茸、それにさきほどのえびを炒めて、それにアメリケーヌソースを加えてパスタソースにする。食べてみると旨いのは旨いが、なんかもの足りない。レシピを見直すと唐がらしを入れるのを忘れていた。物足りなさはこれかぁ。翌日、残ったソースで再度パスタを食べた。前日よりコクが増して旨かった。

2012/1/4(金) フレンチ

 今日が仕事初めである。今年一年、入居者、利用者、スタッフ無事に過ごせるよう切に願う。
 さて、昨年末。スタッフに頼んでいた鴨肉が届かなかった。仕方ないので鴨肉をあきらめて、天ぷらを買いに行った。うちのすぐそばにある地元スーパーチェーンは、車が多くて入ることができなかった。そこをあきらめて全国チェーンのスーパーに行くことにした。まずえび天とごぼうのかき揚げを買物かごに入れる。肉売り場の前に進むと鴨肉が売っていた。当然買物かごに入れる。年越しそばは鴨なん天ぷらそばになった。旨かった。
 おせちは全国チェーンコンビニのおせちにした。3段で15,000円。去年のクーポン販売によるおせち問題が気になったが、嫁の知り合いが店長とのことで購入することにした。それも杞憂に終わった。ちゃんとしたおせちだった。で、なかなか旨かった。
 元旦、2日と両親や親戚たちが来て騒がしい正月であった。私は「ご迷惑でしょうが…」と言うネガティブな挨拶が嫌いだ。本当に迷惑をかけると思うなら最初から来なければいいし、こちらも迷惑だと思うのであれば「来るな」とちゃんと言う。家に迎え入れてるということは問題無しなのである。確かに正月は面倒くさい。本当は行きたくなくても親戚付き合いもあって行かなくてはならないときもある。来られるほうも準備が大変である。だからこそこういうときは「みんな集まったんだから今日は一日楽しみましょう」というポジティブな挨拶のほうがいいのである。だから私は謝意を示す時に「すみません」というのも嫌いである。
 2日の夕方から熊本に向かった。洋食が食べたいとのことだったのでネットで調べて予約してから行った。場所はすぐにわかった。熊本港からシャトルバスに乗り、終点で下車。そこから歩いて10分もかからないところにあるちっちゃなビルの2階だ。店にはいるとお笑いコンビHi−Hiの右側みたいな感じの人が迎えてくれた。もうだいぶ飲んでいるので最初はビール以外にしようと思ったらテーブルに「シャンパン グラス900円」とあったのでそれにすることにした。それから食事を選ぶ。お好みコース4200円にした。アラカルトから前菜、メイン、パスタと選べる。が
、よく見ると「★はコースの場合+420円になります」とかあった。旨そうなものに限ってそれがついている。前菜からは壱岐の生うにコンソメジュレ添えとフランス産キノコとチーズのサラダを注文した。ウニが旨い。旨すぎる。そこに店員が「これはサービスですが、フランスでしか売っていない日本酒です。よろしければどうぞ」と日本酒を持ってきた。ウニにめっちゃ合う。うわー。旨い。主菜は鳩はうさぎを食べたかったのだが、無いとのことでブイヤベースを注文したらそれも無いとのこと。結局鮮魚の炭火焼エスプーマ添えと牛肉とわさびのミルフィーユ仕立てを注文した。これも旨い。とくに牛肉とわさびが旨かった。最後に中川さんの激辛ペペロンチーノととろ〜りチーズのトマトソースパスタ。中川さんはよく分からないがこれも旨かった。旨いもの食べるというのは非常に良いことだ。
 翌朝ホテルで朝食を食べた。和食、洋食、アメリカンから選ぶもの。和食と洋食選ぶ。これも旨かった。それから買物に行く。まず楽器屋に行き、ギターを買おうかと思い見ていた。グレッチがなんかライトに当たり過ぎてる気がする。としているうちに突然DAWのことを思い出し、そちらのブースに行った。パソコンでバック演奏をさせるソフトが欲しかった。ギターの練習をするのにベースとドラムを入れたい。なのでシーケンサーがあればいい。なので安いやつを選んでいたら、にいちゃんが近寄って来た。「ダウをお探しですか?」ダウ?おおお。DAWのことか。私は「ディーエーダブリュ」と読んでいた。ダウについてはあまり詳しくないのでにいちゃんの話を聞くことになる。最初はソフトのみの6,000円だったのが、これがあると入力が容易ですとか、これがあるとギターが直で入力できますとかいわれて最終的にはスピーカーやMIDIキーボードなんかも買わされて6万円を超してしまった。最初の10倍。ま、いろんな催事でギターを弾いて歌うこともあるので、それのバックを作ってもいいし。その後、なんと20年ぶりに腕時計を買いに行った。腕に違和感があって嫌いだったが、嫁に薦められて買うことにした。革バンドの自動巻を買い、その場でつけた。しかし、なかなか慣れず、時間を確認する際に無意識で携帯電話を開いてしまう。
 昼は、スリランカ料理を食べに行った。以前、熊本ラーメンを食べるつもりでアーケードを歩いていたときに、南アジア系の人に声をかけられて食べに行った。結構旨かったので再度行くことを嫁に提案してみた。嫁は普段カレーを食べに行こうと誘うと、大体拒否する。嫌いでは無いらしいが、異様に血糖値が上がる場合があるらしいので、あまり行きたくないらしい。だが、今回はOKだった。前回と同じようにアーケードを歩くと、前回と同じように南アジア系の人がチラシを配っていた。その人を目印に店に向かった。店はお世辞にもきれいとは言えないビルの2階にある。入り口には階段があるだけ。しかも薄暗い。店にはいると7割ほど席が埋まっていた。店はまあ普通だ。ビール(日本製)とスリランカカレーを注文した。ビールを飲みながらカレーを待っていると、隣のテーブルの人たちの会話が耳にはいってきた。私の隣が話し役で嫁の隣が聞き役だ。海外のどこそこに行ったら、この芸能人に会った。こうこうでいい人だった。この人にも会ったが気さくな感じでいい人だった。誰それ(高知出身の東に急ぐ人)は、嫁(任侠の奥さん役が有名な人)が有名なだけなのに、エラそうにしている。名前も思い出せないようなおまえはそんなにエラそうにするんじゃない。みたいな話を延々していた。ただ海外に行ったら芸能人に会ったというだけの自慢話だ。聞き役は「へーそーなんだ。あの人いい人なんだ。へー」と、おそらくは27回くらいこの自慢話を聞いているのだろうが、初めて聞いたように相槌を打っていた。おそらくはこの聞き役が、話し役にとって一番いい人なのではないだろうか。 しばらくするとカレーが出てきた。辛い。めちゃめちゃ辛い。ふうふう言いながら食べる。旨い。けど何か足りないような気もする。なんだろうか。ふと気がつくと店は満席で、待っている人もいる。店に入るまでの雰囲気として繁盛するようには感じないのになぁ。
 と、楽しい連休も終わってしまった。